今日は誰の役に立てるだろう・・・
「人の役にたてる」これほど心を躍らせるモチベーションはない。たぶん。
「人より偉くありたい」「人より優れていたい」「人よりお金をたくさんもら
いたい」という動機も自然だが、それよりももっと素敵なことが「役に立ちた
い」ということじゃないだろうか。
今の企業の業績評価や人事制度は、<えらくしたげる、たくさんあげる>とい
ったことがアメになっている。どーも、すっきりしない。と思いつづけてきた
僕にこの本は光をくれた。
そうか、「人の役に立てる創造的な活動と役割」を意識できることこそが、ご
ほうびなんだぁ・・・と。そうすれば僕たちは笑って仕事ができる。
「ほとんどすべての人は、他人の役に立ちたい、学びたいと思っているのであ
る」と著者はいう。同感だ!
人の役に立つことを創造的に考え、学び、そして笑う、そんな人になりたい。
そういうことを意識できる職場にしたい。この本を読んでそんなことを強く思
った。
創造的に人の役にたつこと、それが本書のテーマだ。多くのエピソードが感動
的に紹介されている。そしてそれを行なう心得は、・・・「試してみることに
失敗はない」である。さーて、今日は、どんなことが仲間にの役に立つのか、
一生懸命考えてみよう・・・。
この本には、もうひとつの感動物語が隠されている。出版コーディネーターの
岩崎郁子さんと著者との出逢いだ。第一作「仕事は楽しいかね」に感動した岩
崎さんは、一読者として著者にメールを出す。感動した思いの丈を綴ったその
メールは、その後素晴らしい展開へと発展する。自宅に招かれ、出版代理人に
もなれ・・・そしてこの本がある。まさに複雑系+感動系の展開だ。
さらに感動の物語は続く。それを作るのは、僕と皆さん。(これ絶対に続くか
らね!) まずは iko@xf7.so-net.ne.jp (郁子さん)にメールしてみよう。
★★★★★+役立ちの輪