透明にすると良くなるものなぁーんだ?!
中谷彰宏さんらしい本が出た。人(著者)のイメージっていうのがなんとなく
あるんだけど、僕の中谷さんはこの本のような印象が強い。中には「いやぁー
面達だよ」っていう方もいるだろうね。
店長さんもいろいろある。銀行もあれば、レストラン、コンビニもある。そし
て店長さんにはホンモノとニセモノがある。
この本は、お客さんに感動を与えるホンモノ店長さんのお話。
営業時間外にお客さんから連絡がとれるお店、聞いた情報をバイト君にも共有
するお店、メニューを注文のあともテーブルにおいてくれるお店・・・などな
ど、私たちお客さんがよろこぶことをしてくれるお店の話がいっぱい。
一方で、他山の石になってるのが銀行。「窓口以外の人がお客様の顔を見ない
銀行はつぶれる!」という。そういえば、窓口の人はあいそよくしてくれるけ
ど、一列後ろの人・・・そして一番後ろにいる店長さんは、お客さんの顔も目
も見ないねー。せっかくオープンキッチン風にバックヤードが丸見えにしてあ
るのに・・・。不思議といえば不思議。
ふとデスクから目線を上げた店長さんが、窓口で通帳を受け取っている僕に会
釈してくれた・・・なんてあったら感動するね。
(店長さんのKPI: 一日5回、意図的にお客様にありがとうビームの目線
を送る)
オープンキッチン(つまり中が見える)で思い出すのは、最近の駅のゴミ箱。
横がくりぬかれて透明な板になっている。中のゴミが見えるのは、防犯対策な
んだけど、微妙に使う人に影響を与える。あ、新聞紙のところに空き缶いれち
ゃぁいけないなーって。透明が生み出す自浄作業。
オープン(透明)にするとよくなるもの。
ゴミ箱、会計処理、経営会議、政治・・。
世の中、オープンキッチンスタイルにするとよくなるものがまだまだありそう。
そういうものを3つ、考えてみる?! 考えたら SKYPE で情報交換しよっ!
★★★★+演出家