サクっとこなす、にくいやつ。
仕事はサクサクっとやるのが気持ちいい。テキパキやるのも気分いい。
ダラダラとやったり、ノロノロとされるとイライラするのは上司の共通項。
スピードという仕事の要素は、経営者にとっても担当者にとっても有効なことが多い。
残業しない技術というテーマの本書は、「手抜きではなく、スマートで過不足ない」仕事のやりかたを、かなり具体的に提示する。
例えば;
なんでも100%こなそうとしない。80%でもやり過ぎ。
プライベート、もちろん最優先!
朝方ブランドを確立して、サクっと6時に退社する。
できる奴は何をやっても許される。
などなど。
いずれも身近なテーマと、サクっと読める短さがいい。
著者サイトにも面白い情報が掲載されている。
→ http://www.updownsizing.com/
仕事は労力をかけた量で評価されることは少ない。アウトプットの質と量の問題である。もう少しつけたすと質と量とスピードの問題である。いずれにしても「掛け算」で構成されている。つまり、仕事=質x量xスピード。
質で勝負するのが難しい状況なら、量とスピードで勝負するのもいいね。
「あいつの報告は質はともかく回数と速さはすごい。会議の10分後に、会議メモをもってくるよ」みたいな評判は、差別化ブランドとして成り立つ。
そこで、身の回りのテーマを掛け算(足し算でもいいけど)で表現してみるのをやってみよう。
できるやつの仕事 = 質x量xスピード
お薦め病院の要素 = 医者の技術x医者の人柄x看護婦さんの優しさ
出来る部下の報告 = タイミング+全体が見える内容+次のアクション
出来る上司の口癖 = 元気かね?+何が問題かね?+君ならどうする?
+素晴らしいね!
学校で習った算数は、こういうところでやっと役にたつ。笑
楽しい法則をひねり出したら、メールちょうだい。→ hello@webook.tv
★★★★+サクっと
・早い仕事がすきな方
・残業は避けたい方
・アフター5は自分時間という方