個人が世界を感動させる時代になった
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今の本はちょっと時期はずれ。
イチローが大リーグで安打記録を84年ぶりに塗りかえる偉業を達成し、野球に関心ない人も多いに湧きあがったから、いまさらオリンピックでもないな・・・という感じがするからだ。
本書は、こどもといっしょに楽しむ本。
最新のオリンピック事情や歴史、著名な選手のエピソードなどが紹介されている。
オリンピック競技で年齢制限がある競技がある。サッカーもそのひとつ。23歳以下という制限があり、それ以上の年齢の選手は3名までとなっているという。FIFAの要望でもっとも活躍している年代の選手は参加できないらしい。
アテネでは日本の柔道陣が大活躍をした。オリンピックに採用されたのは、18回の東京大会から。フランス人選手がよくでてくるなと思ったら、柔道人口はフランスが世界一で約50万人。日本はおよそ20万人だという。へぇ。
などなど面白い情報がある。家族の話のネタにちょうどいいかも。
オリンピックも、だんだん国家を背負ってというより、個人がその栄誉をかけて臨む・・・そんな雰囲気になってきたような・・・。
スポーツの歴史と政治・経済の歴史、国際交流などをひとつの線上で考察してみるのも面白そうだ。もともと人のやることは、それなりの理由や背景がある。
掘り下げてみると面白いことがあるかもね・・・。
うーん、でもやっぱり今は、大リーグかな。イチロー、すごい!
★★★+常識の裏に
・スポーツが好きな方
・オリンピックを狙ってる方
・家族の会話のネタを探している方