オンとオフ。宇宙はやはり±で動いているのかも。
一個の細胞内の遺伝子がもつ全能力を100とすれば、私達はその3~5%程度しか用いていないらしい。
本書は、遺伝子をもっと活用して、今までとは違った自分になるにはどうしたらいいか、遺伝子のスイッチ・オン/オフで無限の可能性を目覚めさせるにはどんな生き方がいいのかを解説してくれる。
遺伝子は生まれつきものもだし、変わるわけはない・・と思っている。しかし突然変異みたいなことはたまに起きるし、この世界に「変わらないことはない」と思ってもいいような気もする。
この本は、変われるよ・・というメッセージの本だ。
遺伝子は環境によってオンオフするという考え方は面白い。細胞組織が変化したり、ガンが治ったり、人が変わったり・・・と意外な変化は、結構ある。
さてDNAがオンオフするときはどんなときか?
それは、環境を変えるとき、人と出会うとき、志を持ったとき、そして他を利する生き方をするときだという。僕は最後の他利的生き方に強い共感を覚えた。
人のためになる行動をしてみること・・・これは人をとても活性化させる。そして遺伝子レベルまでも変える可能性があるという。
この前よんだ「スッキリ!」も、いわば「人様のためにモード」が気分をよくさせ、自分自身に跳ね返ってくるという内容だった。
いえで靴を揃えるということは、他利的行為で、それは僕の中の遺伝子をちょこっとかえる作用をしているのかもしれない。うーむ、深いぞこれは。
人のためになることはないか。
仕事の上で、人に何か役にたてることはないか。
お家のことで、人(家族)の役にたてることはないか。
そういうことを、なんでもいいから考えてみよう。
今日、まわりの人のためにできる3つのことを メモ帳に書いてみる?
いいことあるよ、きっと。
★★★★★+遺伝子オン
・あなた変わったねぇとほめられた方
・自分を変えたいと思ってる方
・遺伝子に興味をもった方