まるちゃんと俳句を楽しむ秋の夜 ~ 松茶
ちびまるこちゃんのテレビは、安心して見ることができる。さざえさんは、おとなの視点、ドラエモンは男の子の視点、まるちゃんは少女の視点・・かな。
子供と共通の題材があると楽しい。まるちゃんい出てくるキャラクターはいづれもユニークで親にとってもなかなか面白い。友蔵おじいちゃん、たまちゃん、はまじ・・・などなど。独特の個性だが僕らの周りにもいたような・・・。
本書は、俳句の世界をこうした仲間といっしょに旅する本。
まるこちゃんや藤木くんの声がきこえてきそうな解説はとても親しみがもてる。むかし覚えた俳句が、みょうになつかしく思えてくるから不思議だ。
松尾芭蕉や、正岡子規などの一生がマンガで紹介されており、おっと思える発見もある。たとえば、正岡子規は、野球用語を最初に日本語に訳した人でもあるらしい。また、小林一茶は51歳で結婚したという。・・・なんと!
俳句の楽しさを、まるこちゃんの仲間といっしょに・・・。
誰が説明するかで雰囲気がことなることがある。まるちゃんが教えてくれたらそりゃぁ、たのしいねぇ。
俳句も学校で(テストの題材として)習ったけれど、本当はもっと別の楽しみ方があったはずだ。大人になって、テストの心配がなくなったら、この本のように楽しく味わってみたいところだ。笑
さて、まるちゃんの仲間といっしょに学ぶとしたら俳句の他に何がいいかなぁ。
と思ったら、ほかにもちゃんとあった。
ちびまる子ちゃんの音読暗誦教室。ちびまる子ちゃんの慣用句教室。
ちびまる子ちゃんの暗誦百人一首。ちびまる子ちゃんのことわざ教室。
・・四字熟語教室。かん字じてん・・・。
あわわわ・・・こんなにあるのー。でもまだほかにもありそうだ・・。ね。
★★★★+575
・俳句を習うことになった方
・子供が学校で俳句を習ってきた方
・575に興味をもった方