チーム = コミュニケーションと行動のユニット
世の中には生まれつきかと思えるような素晴らしい人がいる。あるいは、自然にすばらしいリーダーシップや職場に元気を与えるのが得意な人がいる。そういう人をネイティブという。
本書は、もともとコーチの資質を持っている人=ネイティブ・コーチへのインタビューをもとに、コーチの本質をわかりやすく解説した本である。コーチ21代表の伊藤さんが、非常にわかりやすく書いている。
ネイティブ・コーチの10の法則は、なるほど!と共感できるものばかり。
法則1 チームの最小単位は1対1、・・・
法則2 会社は、人の「会話」の中に存在する・・・
法則3 問題を「今、ここで」解決する、・・・
法則5 チームの目標と個人のも目標がクロスするところが、部下の
信の動機づけになる。
法則9 チームはコミュニケーションと行動のユニット。・・・
などなど。
気づきがいっぱいの本だ。コーチングを学んでる方も、そうでない方もお薦めの一冊。
身の回りには、なんとなく目標にしたい先輩や、仲間がいる。自然にチームのやる気を引き出したり、話をすれば元気が出たりするような人だ。なんとなくそう思えるその人は、いわゆるロールモデル。ネイティブ・コーチかもしれない。
何が素晴しいのか、その魅力の要素を分析してみるのも楽しい。できるだけその人の発っする「質問」に注意してみたい。何気ない会話にも。意識をむけるとそこに気づきがある・・・。
★★★★★+ネティブ
・コーチになりたい方
・コーチングのレッスンを受けている方
・ネイティブコーチがそばにいる方