2004年11月09日

マッキンゼー流図解の技術 ~ ジーン・ゼラズニー

チャートで語ろう!  

書籍情報

マッキンゼー流図解の技術
ジーン ゼラズニー 数江 良一 管野 誠二 大崎 朋子
東洋経済新報社 (2004/08/20)
売り上げランキング: 220
通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 3.24
4 座右の書としたい一冊
3 simple is best
4 結構役に立ちますよ
 

本のひらめき

マッキンゼーといえば、大前研一、トム・ピーターズ、ルイス・ガースナーJrなど世界のグルをいっぱい輩出したコンサル会社だ。そこで使われている図解の技術をお見せしよう・・・というのがこの本。マッキンゼー・アンド・カンパニーのビジュアル・コミュニケーション・ディレクターがこの本の著者だ。

やり方のステップは3つ。
 1.あなたのメッセージを決める(データの切り口を分析してから)
 2.比較方法を決める(構成要素、アイテム、時系列など5つある)
 3.チャートフォームを決める(パイ、バー、ドットなど5つある)

バランスシートの滝グラフや、パイチャートとバーチャートの組み合わせなど「これいただき!」っていうサンプルが豊富だ。4象限のプレゼン図解も「いただき!」があった。

わかる図解を書くにはそれなりの頭の整理(体系化)をしておくといい。アメリカ人はなんでも体系化するのが好きである。図解もここまで体系化してくれると、ほー!となる。

これまで滝グラフなどの技を僕も使わせてもらったりしたが、ほかにもいろいろ面白いのがある。

使える実用書である。


僕の思いつき

お気に入りのチャートがあったら、僕はこんなの使ってるよーって発表したいもの。パワーポイントとかエクセルとかの技があったら見せ合おう。
 


オススメ度

★★★★☆+メッセージ

読んで欲しい方

・図解にはまっている方
・コンサルタントの方
・プレゼンをかっこよくやりたい方

Posted by webook at 2004年11月09日 10:54 | TrackBack