チャートで語ろう!
マッキンゼーといえば、大前研一、トム・ピーターズ、ルイス・ガースナーJrなど世界のグルをいっぱい輩出したコンサル会社だ。そこで使われている図解の技術をお見せしよう・・・というのがこの本。マッキンゼー・アンド・カンパニーのビジュアル・コミュニケーション・ディレクターがこの本の著者だ。
やり方のステップは3つ。
1.あなたのメッセージを決める(データの切り口を分析してから)
2.比較方法を決める(構成要素、アイテム、時系列など5つある)
3.チャートフォームを決める(パイ、バー、ドットなど5つある)
バランスシートの滝グラフや、パイチャートとバーチャートの組み合わせなど「これいただき!」っていうサンプルが豊富だ。4象限のプレゼン図解も「いただき!」があった。
わかる図解を書くにはそれなりの頭の整理(体系化)をしておくといい。アメリカ人はなんでも体系化するのが好きである。図解もここまで体系化してくれると、ほー!となる。
これまで滝グラフなどの技を僕も使わせてもらったりしたが、ほかにもいろいろ面白いのがある。
使える実用書である。
お気に入りのチャートがあったら、僕はこんなの使ってるよーって発表したいもの。パワーポイントとかエクセルとかの技があったら見せ合おう。
★★★★☆+メッセージ
・図解にはまっている方
・コンサルタントの方
・プレゼンをかっこよくやりたい方