何もしなければ、何も変わらない。
「高校時代の同級生の活躍をYahooニュースで知った。昔、ちょっとバカにしていたヤツだった・・・」
本書の冒頭はこんなセリフで始まる。著者はフリーの旅行ライター。子供の頃から将来はエラくなりそうだと期待をかけられていた著者は、ニュースで知った同級生の活躍と吾身の情況を比べてガクゼンとする。
そこで、有名になるにはどうしたらいいのか・・・と考える。やはりホームページが一番との結論にいたり、ネットで有名になった11組にインタビューをする。それをまとめたのがこの本だ。
11組の有名人はこんな方たちがいる。
☆ アフィリエイトを広めるカリスマ主婦、小林智子さん。
→ http://www.affiliate-essence.net/☆テレビドラマデータベースで類型1000万ヒット以上の古崎康成さん。
→ http://www.tvdrama-db.com/
☆ホームページで自分をアピールしまくるうちにネットアイドル、女流写真家に
なった中村豊美さん。
→ http://www.toyomi.org/
「いま会いにゆきます」の著者、市川拓司さん
→ http://homepage2.nifty.com/aroma/door.htm
☆温泉好き夫婦が綴るのほほん温泉サイトが温泉ファンのバイブルになった関東
周辺立ち寄り温泉みしゅらんのクマオ&クマコさん。
→ http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/index.htm
などなど。
インタビューから著者が引き出した「有名になる」3原則をひろっておこう。
ホームーページは趣味をもっと楽しく遊ぶためのツールを考えろ
趣味データベース系でいくなら日本1の情報量をめざせ
マニアとビギナーの間、未開拓のテーマを探せネタ
ネタのストックは基本。とりあえずネタフォルダへ
ホームページを作りながら成長すればいい
読者に頼れるときは思いっきり頼れ!
おおいに刺激とやる気を起させてくれる事例と、著者の軽妙な分析がいい。
僕がはじめてホームページを作ったときは、JOYの斉藤さんにいろいろ教えてもらった。その頃からすんげぇーって思うサイトはいっぱいあった。しかし、数年たったいまでも「えぇ、そんなのもあるのか!」と驚く面白いサイトはどんどん生まれている。
だから遅すぎることは決してない。最近はブログもあるし、まだまだ有名になれるチャンスはごろごろしている。いい時代だ。さて、次はあなたの番。
★★★★☆+有名
・有名になりたい方
・ブレークしそうなネタをもってる方
・ホームページを作ろうとしている方