そんなことできるわけがない。 ねぇ、それってやってみたの?
セミナーでよく使うのは「テレビは見るもんじゃない、出るもんだ」というタモリのことば。この本を読むと「英語は勉強するもんじゃない、使うもんだ」という変化形を思い浮かべる。
洋書をアマゾンで買って、それを仕事に役立てる・・・うーん、かっこいいけど、俺って英語そんなに得意じゃないし・・・。そう思ってる方、はーい、手を挙げてくださーい。 ( おー、けっこう挙がりましたね)
そうなのだ。私は翻訳者だとか留学してMBAをとってきたとか、それなりの自信がないと、洋書をサクサク読んで「僕、いまこれ読んでんだけどさ、すんごくいいぜ」みたいなことはできない。できないどころか、想像すらできない。
ところが・・・
この本は、そんな心の壁を打ち破ってくれる。僕だって洋書を読んで、その知恵をビジネスに生かせるかも・・なんてことがマジ思えてくるのだ。
本書は、「日本より5年は進んでいるといわれるアメリカのビジネス書」を読み、差別優位性をゲットしようというものだ。英語の力? うん、そこが問題なんだけど、まったく心配ない。ちゃんとコツがある。
この本では、その要諦を著者と後輩の後藤君の対話の中で展開する。「10日でビジネス洋書を読みこなすレッスン」は、読者にとても元気をもたらす。会話には、コーチングのエッセンスも盛り込まれ、コーチングケースとして読むこともできる。(著者はネイティブコーチである)
さて、コツとは・・?
「フォーカス」~ 何を調べたいのか具体的なことにフォーカスする「トップダウン」~ 初めから一字一句じゃなく全体の感じを掴むことから「カレーライス効果」~ 一晩寝かすと・・
などなど。非常に示唆に富んだ会話と視点のシフトがとっても爽快だ。
決~めた!。翻訳書を出すぞ!(2005年の目標2つめ)実は先日、アマゾンで洋書を購入したところ。タイトルは
Six Sigma Business Scorecard
アマゾンでは、中身のページがウエブで見えるので覗いてみるといいねぇ。これは実はニデコの森さんに教えてもらった本。明日手元にくるはず。
僕はなんちゃってグリーンベルト(シックスシグマの初段)だし、バランス・スコアカードのキャタリストだし。この本の翻訳者としてこれ以上の適任者はいない。(って自分でいってりゃ世話ないな)
さて、10日間で頑張りますかねぇ。
★★★★★+洋書★要所
・英語の本を読みたい方
・コーチング修行をしている方
・使える英語をマスターしたい方