本当の学校は、会社にあった・・・。
残業しない技術に続く、xxしない技術第二弾。この本は出世しない技術というタイトルだが、裏返せば出世する技術でもある。
この本で一番のお気に入りはこれ。
『会社に頼らない自分を、会社に留まることで実現すること』
そうそう、会社のために働いている・・・なんて真剣に思ってるのは、創業社長さんくらいで、ほとんどは、会社のためといっても、とどのつまりは自分のため、自分の家族のためである。
その考えはノーマルである。ノーマルだけど、ほんの少し先に進めておきたい。自分のため・・・とは何なのか。それをつっこんで考えると上記のように、『自立した自分をつくるために、がんばる』のである。そうすると、仕事も気合が入るし、成果もついてきたりする。そういう循環がいい。
ヒトよりえらくなって出世するため・・・という狭隘なこころではなく、仲間によろこばれ、お客さんによろこばれ、そして自分の価値があがり、やがて、会社に頼らないでいける自分を確立するために・・・というのがカッコいい。
会社は自分を磨く学校だといったのは藤原和博さんだ。その通りだねぇ。
いいことを否定する技術を考えてみよう。
ウケない技術、結婚しない技術、成長しない技術、相談しない技術・・・・・
否定後にしただけで、なんだかそこから面白いものが浮かび上がってくるような気がするのが不思議だ。
★★★★+サクっと
・出世したい方
・限界を感じた方
・成長思考の方