キャッチボールを観戦する?
きのうに続き、きょうもキャッチボール。
本書は、BSデジタル放送のテレビ番組でおこなわれた、イチローへのインタビュー記録の本。糸井重里氏がインタビュアーだ。インタビューは公開録画。またボーダフォンによるイチローなりきりクイズの集計データも使いながらインタビューが進む。
このインタビューを読むとイチローという選手の生き方というか人生哲学というか、強い個性を感じさせてくれる。
例えばこんなやり取りが・・・
第3者の評価を意識した生き方はしたくない。自分が納得した生き方をした
い。自分を惑わされたくないんです。
打率4割については「夢」ではないと語った。なぜなら可能性があるからで
す。
夢がだんだん近づいてくると目標に変わるんです。
考える余地は、いくらでも、探せばある。
赤ちゃんは階段から落ちてもケガをしないケースが多いんです。あれは脱力
しているというか、力を入れることを知らないからだと思うんですね。
それと同じで、外野でフェンスが近づいてきたら、僕の場合は、力を抜いて
います。ケガをしない。
などなど。
うーむ、イチローって、奥が深い。
イチローのキャッチボールは、軽快でかっこいい。
お正月はキャッチボールをしてみよう。子供とじゃなくて奥さん(だんなさん)と。
で、相手にインタビューしながらやってみよう。来年の夢はなぁに? とか。
★★★★☆+イチローに聞く
・イチローと話したい方
・頑張ってる自分を感じた方
・イチローの生き方を感じたい方