そばは食べるもんじゃない、打つもんだ。
最近、料理好きな男性も多いらしい。食材を買ってきて自分で料理する。誰かに食べて喜んでもらう。「作る楽しみ+喜んでもらえる楽しみ」のセットである。
さらに進むと、材料を作るところまで進む。そば打ち・・・は、このごろ人気の技らしい。僕の知り合いにもそば打ちセットを購入して、自分でそばを打って楽しんでおられる方がいる。年越しそばを手打ちで自作するのも楽しいかも。
さて、今日は、そのそば打ち入門の本である。著者は、NHK文化センターでそば打ち教室の講師を勤める宮澤さん。なんと、ノーベル賞授賞式にそばを打って出して欲しいとリクエストがきたというすんごい方だ。
お店に二度ほどお邪魔したことがあり、暖かい雰囲気と超レアなおいしさは、言葉にできない。外国からの大事なお客様もお連れしたいと思うお店だ。(あんまり込んで欲しくないので、お店は内緒)笑
本書にはDVDもついているから初心者でも大丈夫!(たぶん)写真もきれいだし、所要時間の目安も書いてあるので親切だ。
年末、ちょっとそばでも・・・と小粋なことをお考えの方は、迷わずこの本を手にしておきたい。
僕の田舎では、年末になるとおやじさんが、自分の畑でとれたそばを粉にしてそばを打つ。そば粉を水でこねて、生地をのして包丁できる・・・と、まあ単純といえば単純なのだが、なかなか問屋は卸してくれない。結構難しいのだ。
パンをつくる。
納豆をつくる。
そばを打つ。
なにかの拍子に思いつきでやってみないと、一生経験しないことは結構ある。
そば打ち、してみる?
★★★★+コツのコツ
・そば打ちをやってみたい方
・創造的な自分を感じたい方
・そば大好き人間の方