3つの仮説を検証する人、よっといで~。
この本は読んだ方に「書いてもらうため」に、「閃いてもらうため」に、そして読書というありふれた「経験」を智恵という「経験価値」に高めていただくために書きました。
マインドマップの素晴しいところは「思考を広げながら構造的かつ体系的に整理できる」ところです。これを読書にも適用して、読みっぱなしの読書経験を価値あるものにしよう・・・というのが本書のコンセプトです。
本に書いてあることを図解する「著者モード」だけでなく、閃いたこと、思い出したこと、関連することなどを「自分モード」で書くところがマインドマップ読書術の醍醐味です。
そしてせっかく書いたものは外に出そうという「発信モード」になると、さらに面白いことがおきるという仮説も入れ込みました。
もともとは「バランススコアカードの使い方がよくわかる本」におまけとしてつけていた読書マップがきっかけです。
中島さんやKNさん、川名さんほかをたくさんの方が感動的な読書マップをおくってくださいました。本書にも紹介してあります。そのときの感動をエネルギーにしてこの本はできました。
またこの本の企画段階で募集した読書マップもいくつか掲載してあります。
本書の一番の自慢は、世界初(?)の読書マップ&しおりを入れたことです。この本を読んでいただきながら読書マップも体験していただこうという趣向です。手を使いながら読む・・・そんな本です。
さっそく川名さんと上田さんからこの本の読書マップを送っていただきました。(早い!)
あなたも是非、お試しください。
恥ずかしながら自分の本をあらためて読んでみました。ちょっと気恥ずかしいような気もしたのですが案外面白いく読めました。笑
誰かにあげられるからとできるだけ汚さないように読んでいたのですが、途中でガマンできなくなって・・・折り目をつけた。線も引いた。シオリの読書マップをひっぺがして、マップを作り始めた。
うー、なんてこった!状態になりました。汗
(おいおい、これは自分で書いた本じゃないのか!?)
笑える話ですが、そんな感じで読みました。(バカみたいでしょ!)
なかなかいいことが書いてあるじゃん。(ゲゲ、自分で言うか)
本を書いたら、その次のテーマを埋め込んでおくのが密かな楽しみです。実はこれ、藤原和博さんの真似なんですけどね。案外それが実現できたりするから面白いのです。
言ってみるもんだ、出してみるもんだ、の検証ということですね。
今回も本文99ページに次の企画をそっと忍ばせてみました。「知的備蓄辞書の本」です。すでにだいぶコンテンツがたまり、企画書もできた、3人の執筆者のキックオフ会議も間近である・・・という情況になりました。
すべての行為(経験)は、その次に繋げるステップとして意識しておくと、楽しいことが起きる。そして、その意識は、「書く」ことで更にエネルギーが高まる。・・・なーんて、この本を読みながら改めて思いました。
読書マップでヒラメキを!・・・。 ビビビ。
☆☆☆☆☆+心のケミストリー
↑
(謙虚に白抜きの☆にしときました)笑
・マインドマップってなあに?っていう方
・読書という経験を智恵という経験価値に高めたい方
・人生をちょっと変えてみたい方