2005年01月07日

4行日記成功ノート ~ 小林恵智

今年の目標を醸成するための方法

書籍情報

4行日記成功ノート―夢を実現するための科学的な日記術
小林 惠智
インデックス・コミュニケーションズ (2004/11)
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本のひらめき

今年の抱負はなぁに?と聞いても、なかなかスッキリしたものを答えられる人は少ない。僕のまわりの仲間に聞いてもほとんどは、モヤっと状態のままお正月が終わり、新年の仕事の急がしさにまぎれてしまいそうだ。
今年の抱負?どうでもいいや状態に入りつつある。
あなたはどうですか?

多分、このまま一年は忙しく過ぎ行き、自分は何をしたかったのかも不分明のまま12月になる。そして「あー時のたつのはやいねぇ」・・・なんて年末を迎えるのである。また今年は1週間しかたってないのに、なんだか寂しい年末が想像できたりする。オヨヨ。

だってさ、目標とか抱負といったってなかなか浮かばないよ・・・という方に今日の本はオススメだ。自分のターゲットを見つけるための日記の話だ。

4行日記とは、■事実、◆発見、●教訓、★宣言の4つの項目で毎日自分と対話してみる日記だ。4行だからなんとか続くような気になれるのが最初のミソである。
例えば: ■事実  派遣元に帰社。事例発表会を聴講。
     ◆発見  発表者は仕事に誇りを持ち、活き活きしていた。
     ●教訓  仕事に誇りを持っている人は魅力的。
  ★宣言  私は、仕事に誇りを持っている人間です。
といった感じである。上記は、あるSEの日記の事例。
4つめの宣言に、自分のなりたい姿を未来形ではなく現在形で書くのがポイントだ。

50日間つづけると、それなりに自分や自分のやりたいことが浮き彫りになってくる。それを、50Boxという升目のフレームで分析する。そうすると、自分の夢や目標が明確になる・・・そんな仕掛けが4行日記だ。

事例編で何人かの方の日記が紹介されている。50日に達するまでの軌跡がなかなか面白い。


僕の思いつき

「目標は、確実にあなたの毎日を刺激に充ちたものにしてくれます」というのが本書の底流にある。そうなのだ

新年にまだ今年の目標が定まらない人も心配せず、50日かけて熟成するという方法を利用するのもいいねぇ。

始めることに遅すぎることはない。



オススメ度

★★★★☆+50日の継続

読んで欲しい方

・今年は何か目標をもちたい方
・頑張る自分を感じたい方
・3日ボウズになった方

Posted by webook at 2005年01月07日 22:27 | TrackBack