今年の目標を醸成するための方法
今年の抱負はなぁに?と聞いても、なかなかスッキリしたものを答えられる人は少ない。僕のまわりの仲間に聞いてもほとんどは、モヤっと状態のままお正月が終わり、新年の仕事の急がしさにまぎれてしまいそうだ。
今年の抱負?どうでもいいや状態に入りつつある。
あなたはどうですか?
多分、このまま一年は忙しく過ぎ行き、自分は何をしたかったのかも不分明のまま12月になる。そして「あー時のたつのはやいねぇ」・・・なんて年末を迎えるのである。また今年は1週間しかたってないのに、なんだか寂しい年末が想像できたりする。オヨヨ。
だってさ、目標とか抱負といったってなかなか浮かばないよ・・・という方に今日の本はオススメだ。自分のターゲットを見つけるための日記の話だ。
4行日記とは、■事実、◆発見、●教訓、★宣言の4つの項目で毎日自分と対話してみる日記だ。4行だからなんとか続くような気になれるのが最初のミソである。
例えば: ■事実 派遣元に帰社。事例発表会を聴講。
◆発見 発表者は仕事に誇りを持ち、活き活きしていた。
●教訓 仕事に誇りを持っている人は魅力的。
★宣言 私は、仕事に誇りを持っている人間です。
といった感じである。上記は、あるSEの日記の事例。
4つめの宣言に、自分のなりたい姿を未来形ではなく現在形で書くのがポイントだ。
50日間つづけると、それなりに自分や自分のやりたいことが浮き彫りになってくる。それを、50Boxという升目のフレームで分析する。そうすると、自分の夢や目標が明確になる・・・そんな仕掛けが4行日記だ。
事例編で何人かの方の日記が紹介されている。50日に達するまでの軌跡がなかなか面白い。
「目標は、確実にあなたの毎日を刺激に充ちたものにしてくれます」というのが本書の底流にある。そうなのだ
新年にまだ今年の目標が定まらない人も心配せず、50日かけて熟成するという方法を利用するのもいいねぇ。
始めることに遅すぎることはない。
★★★★☆+50日の継続
・今年は何か目標をもちたい方
・頑張る自分を感じたい方
・3日ボウズになった方