2005年01月13日

運が開ける勉強法 ~ 中谷彰宏 + 読書マップセミナー!

勉強は楽しい!

書籍情報

運が開ける勉強法―勉強脳が目覚める50の具体例
中谷 彰宏
ダイヤモンド社 (2005/01)
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本のひらめき

大人の勉強方は、学生時代とちょっと違う。どう違うかというと、何かをするために勉強するところ。
経理部に配属された新人さんは、簿記を勉強しないといけない。知的財産部に配属された人は、特許や法律を・・・という具合に、何かをやるために(出力Yのために)勉強(入力X)をする。

先日(1.3 新春号)の日経ビジネスに金沢工業大学の記事があった。泉屋理事長の嫌いな言葉が載っていた。「学生時代は勉強しておけ。いつか役にたつ」というものだ。いつか・・・というのはインプットXをやみくもにやるということで身につかない・・というのが泉屋さんの意図だろう。同感。

中谷さんも似たようなコンセプトを書いている。
スタンフォード大学の地震研究の最終試験の例が載っている。
「この知識を使って新しいビジネスを考えなさい」というのが問題だ。学問のための学問ではなく、実学(Y)のための学問というわけだ。

内輪の世界(つまり自分の会社の中)だけで通じる勉強の仕方もよろしくないという。内輪の世界は、先輩や従来からのやりかたという見えないガラスの天井がある。いつも、外で通用するような勉強の仕方をしていきたい。

Yは、できるだけ外に向かったラージYを目指したい。

僕の思いつき

勉強したくなるときは2つあると中谷さんはいう。
 1)自分の中に勉強したい気持ちが起きる
 2)教えてくれる先生とめぐりあう

中谷さんは先生を探すのがうまい。年は関係ないという。
世の中には先生にしたい人がいっぱいいる。もし、いたら即、弟子にしてくださいって言っちゃうのも手だね。いいなと思ったらすぐ連絡してみる。ネット時代はいい時代ですなぁ。


オススメ度

★★★★+勉強脳

読んで欲しい方

・大人になって勉強したくなった方
・勉強が行き詰まった方
・勉強を成功に結び付けたい方

オマケ

読書マップセミナーはこちら: → http://tinyurl.com/4hkck Posted by webook at 2005年01月13日 21:03 | TrackBack