勉強は楽しい!
大人の勉強方は、学生時代とちょっと違う。どう違うかというと、何かをするために勉強するところ。
経理部に配属された新人さんは、簿記を勉強しないといけない。知的財産部に配属された人は、特許や法律を・・・という具合に、何かをやるために(出力Yのために)勉強(入力X)をする。
先日(1.3 新春号)の日経ビジネスに金沢工業大学の記事があった。泉屋理事長の嫌いな言葉が載っていた。「学生時代は勉強しておけ。いつか役にたつ」というものだ。いつか・・・というのはインプットXをやみくもにやるということで身につかない・・というのが泉屋さんの意図だろう。同感。
中谷さんも似たようなコンセプトを書いている。
スタンフォード大学の地震研究の最終試験の例が載っている。
「この知識を使って新しいビジネスを考えなさい」というのが問題だ。学問のための学問ではなく、実学(Y)のための学問というわけだ。
内輪の世界(つまり自分の会社の中)だけで通じる勉強の仕方もよろしくないという。内輪の世界は、先輩や従来からのやりかたという見えないガラスの天井がある。いつも、外で通用するような勉強の仕方をしていきたい。
Yは、できるだけ外に向かったラージYを目指したい。
勉強したくなるときは2つあると中谷さんはいう。
1)自分の中に勉強したい気持ちが起きる
2)教えてくれる先生とめぐりあう
中谷さんは先生を探すのがうまい。年は関係ないという。
世の中には先生にしたい人がいっぱいいる。もし、いたら即、弟子にしてくださいって言っちゃうのも手だね。いいなと思ったらすぐ連絡してみる。ネット時代はいい時代ですなぁ。
★★★★+勉強脳
・大人になって勉強したくなった方
・勉強が行き詰まった方
・勉強を成功に結び付けたい方