心を込めてあざとさを消す
メールはデジタルな雰囲気で、気持ちが伝わりにくい・・・なんて思っている方がいるかもしれない。しかし、、メールには結構気持ちや人柄が表れる。このあたりのことは久米さんの「メール道」を読むとすっきり納得がいく。
僕も、時々このメールは永久保存したい!なんて素敵なメッセージをいただく。いいなぁと思えるメールにこころがほっこり・・・そんな経験は多くの人が持っていると思う。
本書は、そうした気の利いたメール、心のこもったメールのフレーズを集めた本だ。たとえば、取引先からもらう資料が、パソコンが壊れて予定より大幅に遅れてきたときの返信メールでは
きっと、あなたの働きぶりにパソコンがついてこれなかったんですね。
みたいなフレーズを書く。パソコンが壊れてというのは口実かもしれない。しかしそれを疑っても仕方がない。相手がトラブルに見舞われたという「チャンス」を逃さず、ことさら暖かい言葉をかけて、ハートをわしづかみ。これを大人の付込み力と著者は名づけている。
恋愛編では
前回のメールは、パソコンのハードディスクと私の心に永久保存
いたしました。今度会えるときは・・・
上記は告白メールに対して感謝の気持ちを示すメールの例だ。
少々あざとい技もいくつかあるが、心を込めて使えば生きてくる、かも。
メールでも手紙でも、あるいは会議の席でも伝えたいものはふたつある。
コンテンツ(内容)とエモーション(気持ち)である。
それに必要なエネルギーは
ロジック(分かりやすさ)とパッション(情熱)である。
・・・てなことを、PACHSのセミナー(デモセッション)でやろうと思っています。21日(金)の夜1900から。本番は3月かな・・・。よかったら無料デモセッションに来てね。
★★★★+大人のメール
・メールで気持ちを持ちたい方
・文章を工夫するのがすきな方
・メール道にあこがれる方