2005年01月18日

大人の超メール術 ~ 石原壮一郎

心を込めてあざとさを消す

書籍情報

大人の超メール術―本家直伝
石原 壮一郎
青春出版社 (2004/11)
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本のひらめき

メールはデジタルな雰囲気で、気持ちが伝わりにくい・・・なんて思っている方がいるかもしれない。しかし、、メールには結構気持ちや人柄が表れる。このあたりのことは久米さんの「メール道」を読むとすっきり納得がいく。

僕も、時々このメールは永久保存したい!なんて素敵なメッセージをいただく。いいなぁと思えるメールにこころがほっこり・・・そんな経験は多くの人が持っていると思う。

本書は、そうした気の利いたメール、心のこもったメールのフレーズを集めた本だ。たとえば、取引先からもらう資料が、パソコンが壊れて予定より大幅に遅れてきたときの返信メールでは

  きっと、あなたの働きぶりにパソコンがついてこれなかったんですね。

みたいなフレーズを書く。パソコンが壊れてというのは口実かもしれない。しかしそれを疑っても仕方がない。相手がトラブルに見舞われたという「チャンス」を逃さず、ことさら暖かい言葉をかけて、ハートをわしづかみ。これを大人の付込み力と著者は名づけている。

恋愛編では

  前回のメールは、パソコンのハードディスクと私の心に永久保存
  いたしました。今度会えるときは・・・

上記は告白メールに対して感謝の気持ちを示すメールの例だ。

少々あざとい技もいくつかあるが、心を込めて使えば生きてくる、かも。

僕の思いつき

メールでも手紙でも、あるいは会議の席でも伝えたいものはふたつある。
   コンテンツ(内容)とエモーション(気持ち)である。
それに必要なエネルギーは
   ロジック(分かりやすさ)とパッション(情熱)である。

・・・てなことを、PACHSのセミナー(デモセッション)でやろうと思っています。21日(金)の夜1900から。本番は3月かな・・・。よかったら無料デモセッションに来てね。


オススメ度

★★★★+大人のメール

読んで欲しい方

・メールで気持ちを持ちたい方
・文章を工夫するのがすきな方
・メール道にあこがれる方

Posted by webook at 2005年01月18日 20:49 | TrackBack