鬼は外で・・・
鬼社員とは、どんな人だろう? この本のタイトルから浮かぶ最初の疑問。
本書ではこんな定義になる。
環境に甘えることなく自分を律することができ
仕事ができると認められる人
鬼社員というと、すぐ厳しい上司を想像してしまうが、本書では上司というより自分自身のこととして書かれている。たとえば、自分の目標を具体的にかつイメージできるほどに持っているとか鬼社員は段取りが違うとか、地位は社員でも気構えは社長の意識をもっているとか、会社にしがみつかないとか・・・である。
取引先の社長に懇願されて引き抜かれた社員の話とか、思いをイメージとしてみんなに話ているうちに現実になった話とか・・・多くの具体的なエピソードがある。だからとてもお題目だけに終わらずリアルに感じる。
鬼社員をめざそう。
鬼社員の心得に「毎朝、今日一日の具体的な成果を宣言する」というのがある。
お正月にたてる今年の目標(立てなかった人も実は多いのだけど・・汗)は、本気だし、マジなんだけど、会社の仕事が始まって忙しくなってくると「えーっと今年の目標ってなんだっけ? あ、これかぁ、なつかしいなぁ」みたいになってくる。だから月の目標、週の目標、1日の目標を立てることが大事だという。(うんうん)特に大事なのがその日の目標というわけだ。
目標のないところに進歩はない。
さて、今日の成果はと・・・。
(来週のシナリオを描くこと+文化フォーラムの成功)かな。
★★★★+鬼社員は外から認められる
・鬼社員を持ちたい方
・できる社員になりたい方
・20代、30代の社員の方