2005年02月07日

出口汪の頭がよくなるスーパー読書術 ~ 出口汪

速読=熟読

書籍情報

出口汪の頭がよくなるスーパー読書術―論理力、考える力、発想力が誰でも身につく!
出口 汪
青春出版社 (2005/02)
売り上げランキング: 5,982
通常2~3日以内に発送


本のひらめき

先日、本屋さんへいったら読書術の本が二冊ならんで置いてあった。ひとつは、マインドマップなんたらというあやしい本(笑)、もう一つが今日の本。出口さんの本は以前【きのうと違う自分になりたい―ロジカル・シンキング入門 】でいたく感動したので、即購入。

最近、速読とかフォトリーディングとかが流行っている。誰も本を早く読みたいという思いが強いらしい。しかし・・・と著者はいう。

早く読んでどうする?と。「どれほど多くの情報を早く手に入れたこところでそれを活用できなければ意味がない。ただ、記憶しては消えていくだけの役にたたない情報。」とバッサリ斬る。

同感である。
入れるより、使う。
ということは、人に話せるように読む。
ということは、そのためにロジカルに読む。 

著者いわく、僕らは学校時代から、「ゆっくりと読む週間にどっぷり使ってしまっていた。国語の授業で、身時間文章を何時間もかけて説明される・・」
著者は塾で「ストックノート」というものを提案するという。問題にでた評論問題の要旨をノートにまとめておくのだ。それを続けるとあるとき堰を切ったように自分の考えが浮かぶようになるという。(ふむふむ)

本書には、熟読して考えるためのヒントが書かれている。早く読もうなんて思うまえに、読んで感じて考えたことをいかに「出すか」に気をつかいたい。


僕の思いつき

ついにわが奥さんがメルマガをやりたい・・・と言い出した!(やったぁ!)したたかな企みがあるのだが、それはそれでいい。ネットワークを広げて楽しくやってくれればそんなうれしいことはない。

口だけで、ぶひぶひ言うだけでは何も起きないが、言葉(書いた言葉)は、不思議にパワーをもったりする。人間が発明した文字は、ネットという高速道路を得た。そのおかげでたくさんの人が自分の考えを出せる環境が生まれた。すばらしい。

仮に外に出さなくても、ストックノートのように貯めていくだけでも、やがてコップからあふれる水のように、何かがきっと起きる。

溢れる瞬間を見るのが楽しみ、たのしみ・・・。



オススメ度

★★★★★+ストックノート

読んで欲しい方

・ロジカル読書をしたい方
・本がすきな方
・子供に読書をさせたい方

Posted by webook at 2005年02月07日 09:49 | TrackBack