2005年03月08日

頭脳(あたま)を鍛える練習帳 ~ ロジャー・フォン・イーク

   創造の第一歩は破壊である。(ピカソ)

書籍情報

頭脳(あたま)を鍛える練習帳―もっと“柔軟な頭”をつくる!
ロジャー・V.イーク 川島 隆太
三笠書房 (2005/02)
売り上げランキング: 63,089
通常24時間以内に発送


本のひらめき

百式の田口さんは腹筋や腕立て伏せなどで日々体を鍛えている。最近は、脚前挙。それに加えてメルマガ発行は脳みその筋肉を鍛える格好のトレーニング。何か、定期的に文章を書いて出すってのは、脳みその鍛錬にはいいねえ。

さて、今日の本は、頭脳の練習帳だ。

トレーニングメニューは実に多彩で刺激的。ちょっとメニューをみてみよう。

  正解はひとつだけではない。
  答えは理論的なくてもいい
  ルールは無視しろ
  現実にとらわれるな
  バカなことを考えよう
  間違えてもいい

などなど。やってみてもいいかなって思えるメニューには、それぞれ具体的な練習問題があり、含蓄のあるエピソードが散りばめられている。加藤昌治さんの【考具】もすごくよかったが、それとはまた違った趣があって
面白い。

私たちは常に正解を答えることになれてきた。塗り絵を塗るときは、線からはみださないように言われつづけてきた。だから、ルールに従うことで安心するように訓練されてきた。それを、打ち破ろうというのが本書の意図だ。頭のしばりを解き放ち、しかも常に鍛える。

練習問題をひとつ:

 新聞紙を一枚床に広げ、新聞紙の上に二人が向き合って立っても
 互いに触れ合うことができないようにするにはどうしたらいいか?
 (新聞を切ったり、人を縛ったりしてはいけない)

さぁ~、これなんだかわかるかな~♪(はなわのリズム)


僕の思いつき

何かの喩えを考えるのも鍛錬になるようだ。

 □ 人生とはxxのようである。 という比喩をたくさん作ろう。

   例えば、

人生は紙のようなものである。
   そこに何かを描けば面白いし、誰かにいたずら書きされると気分が悪い。
   何も書かないとセピア色になったときに寂しい思いをする。 とかね。

バカなことを考えようには、共通点を考えるトレーニングがある。

 □ 洗礼者のヨハネと、くまのプーさんの共通点は何か?
 

鍛えた方は教えてねー。( to webook@yahoo.co.jp ) 



オススメ度

★★★★★+脳みそ筋

読んで欲しい方

・あたまを使ってる方
・あたまを使ったことある方
・あたまを使うのが好きな方

Posted by webook at 2005年03月08日 11:14 | TrackBack