創造の第一歩は破壊である。(ピカソ)
百式の田口さんは腹筋や腕立て伏せなどで日々体を鍛えている。最近は、脚前挙。それに加えてメルマガ発行は脳みその筋肉を鍛える格好のトレーニング。何か、定期的に文章を書いて出すってのは、脳みその鍛錬にはいいねえ。
さて、今日の本は、頭脳の練習帳だ。
トレーニングメニューは実に多彩で刺激的。ちょっとメニューをみてみよう。
正解はひとつだけではない。
答えは理論的なくてもいい
ルールは無視しろ
現実にとらわれるな
バカなことを考えよう
間違えてもいい
などなど。やってみてもいいかなって思えるメニューには、それぞれ具体的な練習問題があり、含蓄のあるエピソードが散りばめられている。加藤昌治さんの【考具】もすごくよかったが、それとはまた違った趣があって
面白い。
私たちは常に正解を答えることになれてきた。塗り絵を塗るときは、線からはみださないように言われつづけてきた。だから、ルールに従うことで安心するように訓練されてきた。それを、打ち破ろうというのが本書の意図だ。頭のしばりを解き放ち、しかも常に鍛える。
練習問題をひとつ:
新聞紙を一枚床に広げ、新聞紙の上に二人が向き合って立っても
互いに触れ合うことができないようにするにはどうしたらいいか?
(新聞を切ったり、人を縛ったりしてはいけない)
さぁ~、これなんだかわかるかな~♪(はなわのリズム)
何かの喩えを考えるのも鍛錬になるようだ。
□ 人生とはxxのようである。 という比喩をたくさん作ろう。
例えば、
人生は紙のようなものである。
そこに何かを描けば面白いし、誰かにいたずら書きされると気分が悪い。
何も書かないとセピア色になったときに寂しい思いをする。 とかね。
バカなことを考えようには、共通点を考えるトレーニングがある。
□ 洗礼者のヨハネと、くまのプーさんの共通点は何か?
鍛えた方は教えてねー。( to webook@yahoo.co.jp )
★★★★★+脳みそ筋
・あたまを使ってる方
・あたまを使ったことある方
・あたまを使うのが好きな方