始めないと、はじまらない。
中国は熱い。過熱気味な経済成長は、じゃっかんブレーキがかけられているとはいえ、この先2008年の北京オリンピック、2010年の上海万博にむけて、まだまだ発展途上の昇り龍だ。
こんなとき中国株で資産を増やすのもいい。著者の周りには、中国株で1億円資産が増えたとか、半年で二倍になったとか景気のよい声もあるという。
ただ一方で痛い目に会っている人もいて、多くの人は「中国株は怖いと思いながら、その懸念を解消しないまま投資している人」だという。政治的な問題、元が切り上げられたらどうなるか、デイスクローズの信頼性は・・・など、勘どろころは押えておきたい。
本書は、中国株の経験豊富な著者が、初心者にわかりやすく書いた指南書。
ポイントは5つ。
1)大きく膨らむことに注目するなら、増資銘柄を選ぶ
2)確実に増やすなら高配当利回り銘柄を選ぶ
3)新しい政策発表、A株に注目する
4)ストップ高のない香港試乗で大きく化ける銘柄を選ぶ
5)株価が1米$以下、PERがその産業の5倍以下の銘柄を選ぶ
政治家がかかわっている企業は、政府筋の情報がいち早く入手でき、政治的リ
スクを少なくできるようだ。ビルゲイツが購入した「北人印刷」の取締役には
証券管理委員会の関係者だという。なるほど。 http://www.beirengf.com/
具体的な事例とやさしい解説。中国株をはじめたい人におすすめの本。
今買って、オリンピック前に売り抜ける・・・ってどう?
柏木さんとは、いぜんラジオの番組で対談したことがある。東洋証券の椋目さんとご一緒に中国のワクワクするお話を伺った。
http://www.usen-cs.com/station/business/pdf/BS26.pdf
「3万円から始めるわかる儲かる中国株」→ http://tinyurl.com/51h5
これもお薦めだったね。
貯金を眠らせているなら、ちょっと投資してみるのもいい。
昨日、東証一部上場を果たしたカブドットコムは、公募価格の二倍の値がついたようだ。個人の投資家がいまチャレンジしているところのようだ。
始めると分かる、スタートすると見えてくるものもたくさんある。生きた勉強ができるし、ちょっとトライしてみますかね。
★★★★★+リスク回避
・中国株を指をくわえて見ている方
・他人に流されながら投資している方
・リスクが認識できる方