笑いの万華鏡!
実家にもどって家の整理をしていたら面白い本がでてきた。ふと手にとってパラパラ・・・・むふふふ・・・と笑いがこみ上げてくる。
実に楽しいカタログ本だ。「ほとんど実用にならない」というコピーがぴったりの妙な道具が紹介されている。とっても笑える本だ。
たとえば・・
▼三日坊主用百年連用日記
今年こそは日記をつけようと決意して、三日坊主で終わってしまう人のた
めの日記だ。毎年、1、2、3日までしかない! 100年分ある。
▼食器いらずランチョンマット
食器の絵がかいてあり、そこにサンマとかごはんとかをもって食べる。
▼ふすま開閉用足ノブ
ふすまは手で開け閉めするのがお作法なれど、足でやりたいときもある。
そこでふすまの下のほうにつけるノブを開発。流麗のお嬢様がいるお家の
ふすまにあればとっても笑える。
▼二進法そろばん
デジタル時代のソロバンだそうな。玉がふたつしかない。
うん? 二進法ってふたついるんだっけ? 笑
カタログハウスの「通販生活」編集部が企画したユーモア発明クラブがきっかけでできたのがこの本。読者にバカうけしたアイデアを作品化してモノにしてあるところが面白い。本書が出たのが92年。13年後のパートXが見てみたい。
日本珍道具学会というのがあって、会長の川上賢司氏がその定義を披露している。いわく、一番だいじな要素は「ほとんど実用にならない」ところだという。このほとんど・・というサジかげんが難しい。多少は役に立つ必要があるのだ。
あえてもうひとつ要素を加えるとすれば、「笑える」とろこだろう。
珍学説とか、経営珍学会とか考えたらおもしろいね。
14個の視点をもつアンバランススコアカードとか考えたらいいかも。笑
湿った空気に嫌気がさしたら、ひとつそういうのを捻ってみては如何?
★★★★☆+珍道具
・ユーモアセンスを持ちたい方