おじさんごのみ
本書は、企業のトップなどがなぜ司馬遼太郎の本を好んで読み引用しがたるのか、なぜ面接試験ではリクルートカットが求められるか・・・などそういえばあるなぁというカイシャのなりわいから、カイシャの本質に迫ってみようという本である。
そういえば、著名な経営者のインタビューとかビジネス雑誌の記事などには、司馬遼太郎の本がよく登場する。「坂の上の雲」とかね。
タイトルや、中身の構成などはとても魅力的なのだが、いまいちナルホド!という感動部分は少なかったかも・・・
お気楽モードで読めばいい本か。
カイシャに勤めている人は多い。これから勤めを始める人もたくさん。そんな中でいろいろ観察すると、面白いことに気が付く。
お昼はつるんでいく人が多い。それも年中。
タバコルームへ行く人同士は、けっこう情報交換をしている。
会議はだいたい延びる。
などなど、こうした現象を面白ろおかしく分析して文章を書いてみるのもいいかもね。まずはブログで。
動物の生態に喩えてもいいし、自然現象を比喩につかってもいい。
ちょっとカイシャが面白くなるかも。
★★★+お偉方
・カイシャがちょっとつまらない方
・えらい方の面倒をみている方
・司馬遼太郎がすきな方