小学生の視点
『しろのあお』というのは城野あお君、小学4年生のこと。野球をやっている。本書は、城野家の生活を漫画で描いた物語である。
運動会にいったとき、文化祭にいったとき、授業参観にいったとき、昔いた教室や運動場にに自分もワープしたような気持ちになったことはないだろうか。あーなつかしい・・っていうそんな気持ち。小学生のいるおうちの方はきっとこんな気持ちになったことがあるのでは・・。
著者はそれを『自分の小学生のころの記憶がフラッシュバックする気持ち』と表現する。
現役の小学生と日々暮らしている著者が、日々感じたり新たな発見をしたりしたことを自ら漫画で描き出してくれた。きっと読者も共感と発見の中で、ドラエモンのどこどこでもドアを開けたような気分になる。
31のエピソードはどれも無邪気なあのころに連れて行ってくれる。トメさんの小学生時代が見えるのも楽しい。
お子さんといっしょに読んで欲しい一冊。(我が家の“のりも先生”も気に入ってくれたようだ)
くれよんしんちゃん(幼稚園)も、ちびまる子ちゃん(小学3年生)、ドラエモンに出てくるのびた(小学5年生)など、小学生の目から社会を眺めるとけっこう面白い。
4つの視点のバランススコアカードも『小学生の視点、大人の視点、お父(母)さんの視点、老人の視点』で展開してみたら面白いかなぁ。
本書には3大特典というのがある。
1.トメさんの小学時代の思い出集
2.トメさんの小学時代のお宝写真
3.現役小学生が描いたパラパラマンガ(二本立て)←いけてます!
土日は無邪気になってみよう。
★★★★★+元小学生のあなた
・素直な心を取り戻したい方
・素直な気持ちでみたい方
・素直な人が好きな方