小学生にも分かる
中村修二さんの青色発行ダイオード裁判など、技術的な発明に対する知的財産権を守ることに世の中は大きな関心をいだくようになってきた。
さて、本書(2冊)は、とっきょについてまなぶ小学生向けの絵本である。
はつめいでだいごろうをすくえ!~かずくんだいふんとうのまき~
かずくんVSわるおしゃちょう~とっきょビームをつかっちゃえ!のまき~
の2冊組である。小学生低学年でも特許や知的財産を学べる絵本になっている。
一冊目は、かずくん(6歳)が活躍して、犬の病気を救うお話。
きゅうに元気がなくなった犬(だいごろう)の病気をなんとか治そうとがんばるかず君。ある日、かずくんとお父さんがつくった「新しいお花の実」をオモチにまぜてあげたところ、だいごろうはすっかり元気になった。新しい花の実は、犬のでんせん病を直す不思議な薬だったのだ。かずくんは、学校の先生のすすめで「とっきょ」をとることに。
二冊目では、新しい花の実をある会社の社長さんが製造することになる。それは爆発的に売れて大きな利益を得る。ところが、悪いやつがそっくりマネをしてボロ儲けをする。そこで、くだんの「とっきょ」の出番・・・そんなストーリー。
二冊を通じて、特許とは何かをやさしく学べる絵本だ。親子で読んでみたい。
(本書は知的財産マネジメント研究会に参加している永本さんから紹介された本。永本さんありがとうございます。)
本書は特許について、子供にも分かりやすいように説明がされている。
おなじように
ぜいきんってなぁに・・・
ていねんってなぁに・・・
ねんきんってなぁに・・・
とか絵本で説明してみるとどうなるだろう・・。
★★★★+とっきょビーム
・とっきょにきょうみがある方
・とっきょをとりたい方
・きょとんとしている方