手に入るのは自由と時間だ!
今日からマンガを7本ほどご紹介しよう。(マンガなんて・・・といわないで一週間お付き合いのほど)
本書は、大学受験という機会を面白くしてやろうじゃないか・・という桜木弁護士の奮闘記である。なかなか面白い。
第一号のあらすじ:
おバカの集まる龍山高校が倒産の危機に面する。元暴走族リーダーの弁護士
桜木は、債権整理に赴くが、債権整理だけでは面白くない、ここは一発すご
いことをやってやると、自ら学校の再建に乗り出す。
一年以内に東大生を一人出して、学校を超進学校に変えるのだ。
そんなことができるはずがないという先生たちを振り切り、自らが特別クラ
スの教師となる。特別クラスでついてきたのはたったの二人。水野と矢島。
東大攻略は、理一だ。古典がカギだ。古典も中身を先に理解しとけば想像が
はたらく。だからマンガで勉強しろ・・・などなど、ユニークだが、一理あ
るロジックがなかなか痛快。
ドラゴン桜とは、校庭に植えた一本の桜の木につけた名前だ。
伝説の数学講師柳鉄之介による合宿勉強の途中で、次号へとつづく。
東大に100人合格させるという目標に対して戦略的な取組みが面白い。
一年目で結果を出せば劇的な変化は必ず起こる。
そのために来年一人東大に送り込みます。
ちょっとぱっぱらな水野直美、不良の矢島がその一人を目指して特訓を受けることになる。この二人の心の変化が面白い。
また、なぜ東大を目指すのか・・という最も根本的な目的を明確にする桜木のアジテーションがきまっている。
世の中のルールは、頭のいいやつが作っている。それに従わされる側
にまわるか、作る側にまわるか、おまえらどうするんだ!?
という問いかけに、落ちこぼれ生徒たちの心がちょっと動く。
このマンガにある様々な取り組みは、企業経営にも使えるものがある。
★★★★☆+桜
・大学受験している方
・受験生を抱えるご家庭の方
・受験について考えたい方