教えると見えてくる
今週は、東大受験をテーマにしたマンガ本シリーズ。受験?マンガ?とバカにしてはいけない。ものすごい気付きと発見があるシリーズなのだ。ビジネスにも活かせるものが多い。
第6号では、3年生の矢島と水野が先生役にトライする。一年生に教えるのだ。
教える・・という立場をとることで、二人は大いに気付きを与えられる。最初は、一年生が騒ぎ出し授業にならないが、トランプ競争(めくったカードを次々に足し算していき最後に364にする)で切り抜ける。
「成長」や「自立」といったキーワードが本号に出てくる。このマンガ本は、東大に入ればそれでいい・・という単純な思想ではなく、勉強をする過程で生徒が、自分の成長を実感し、自立した人間になれるようにという理念が貫かれている。それが、読む人の心をゆさぶるのだろう。
万里の長城の作り方をヒントに、どうやって勉強のモチベーションを継続するかの解説が面白い。
さて、万里の長城はどうやって作られたか・・・知ってる?
あれって部分部分に分けてチームが工事を行い、完成の都度、喜びを味わいながら進められたという。いきなり連続したながーい長城を作ろうとすると嫌気がさすが、区切られた部分を完成していけばそれなりに・・というもの。つまり、どこから手をつければいいか分からない生徒がいても「手の届く目標があれば挑戦しだす」というわけだ。ふむふむ。
この号の最後は次の先生が登場する。名を阿院修太郎(アインシュタインをもじってある)という。理科の中で物理、科学、生物、地学の二つを受験することになるが、物理と地学に絞れという。理由は次の号で・・・
前号で一番印象的なメッセージは
本を読む時も、町を歩くときも
なぜと問い掛けて考えるクセをつけろ!
というもの。こういう姿勢(自分で考える)は、シリーズで貫かれている。ビジネスパーソンだって同じだねぇ。
さて、きょうのなぜは何にしようか。
WHY of the day なんていいね。笑
★★★★★+成長と自立
・なぜを探している方
・マンネリにはまりたくない方
・頭を鍛えたい方