2005年05月26日

オフィスからパソコンがなくなる日 ~ 柴田英寿

価値ある仕事してます?

書籍情報

オフィスからパソコンがなくなる日 ホワイトカラーの生き残りをかけた戦いがはじまる
柴田 英寿 「働き方を変えよう!」コミュニティ有志
東洋経済新報社 (2005/05/20)
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本のひらめき

普段、パソコンをオフィスワークの重要な道具として使っている方は多い。たぶんこのメルマガをお読みの方は、そういう方が多いはず。

パソコンのおかげで仕事がとても便利になった、さらにネットに繋がりもっと便利になった。しかし、働き方はそれほど変わっていないかもしれない。

本書は、パソコンを通じて、日本人の、特にホワイトカラーの働き方を見直してみよう・・という本だ。

日立というビッグカンパニーにあって、画期的な働き方と考えをもってやってきた柴田さんならではの「問いかけ」が本書にはある。

パソコンの歴史、メーカーのポジショニングなど、パソコンに関する分析もさることながら、働き方を見つめなおすヒントがあるのが、なんといってもいい。

 茹でがえるのままでいいのか
 何か違う道を進むのか。

要は、「選ぶ」ということである。選ぶということは、覚悟を決めるということである。

さて、自分はどうしようか・・・と考えるきっかけにしたい本だ。


僕の思いつき

僕の気持ちに刺さったメッセージはこれ:

 情報発信するホワイトカラーはすでに誕生しています。
 複業するホワイトカラーも誕生しています。
 生活パターンの制約を乗り越えているホワイトカラーも誕生しています。
 これは乗り遅れるとか遅れないとかということではありません。
 自分にあった生き方、働き方を選んでいるだけのことです。

パークプレイス(シアトル)の魚屋さんも最初にやったことは「態度を選ぶ」ということだった。

選ぶものは何か・・・クールに考えて、ホットに選んでみようか・・。



オススメ度

★★★★★+明日のホワイトカラー

読んで欲しい方

・新入社員の方
・就職活動をしている方
・社会人になってずいぶん経ったなぁという方

Posted by webook at 2005年05月26日 13:20 | TrackBack