2005年05月28日

キャメル・ヤマモトの「体感知」の技法 ~ キャメル・ヤマモト

あっ! わかった。

書籍情報

人材・組織コンサルタントキャメル・ヤマモトの「体感知」の技法―むずかしい仕事が必ずラクになる
キャメル・ヤマモト
海竜社 (2005/04)
売り上げランキング: 153,574
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本のひらめき

僕たちがウレシイと思うときはいろいろあるが、きっとこんな瞬間はものすごくうれしい。それは、勉強とか練習とか考え事とかしていた「あ、わかったぁ!」という瞬間だ。

本書で提唱されている体感知とは、つまりそういうこと。わかった!できた!という喜びを伴って<知る>ことだという。

体感知には3つのステップがある。

 1)全体をぼんやりつかむ
 2)部分的にきちんとわかる
 3)全体の仕組みが全身でわかる

最初のぼんやりつかめる・・というのが実は大事。ものごとを進めるとき、このステップが重要だ。本書では、携帯電話を知らない人が使い方を覚える過程例に解説され、ふむふむと納得する。さらに分かるから創るへの段階は守破離(習う、破る、創る)だ。

コンサルタントの著者は、「世の中にでると、問題を解くこと以上に、問題を造ったり、問題を発見することが大切だ」という。人生は、問題解決の連続なのだ。

世の中は、問題を与える人と、与えられる人に分かれるとも言う。たしかに分かるような気がする。
問題を与える人とは、自らさまざまな問題を定義できる人だ。そして、それを構造的に分かりやすく説明できる人でもある。

自分が発した問題が、ぼんやり→部分的にクリア→全体が解決するという流れですっきりしたらいいねぇ。

いろいろひらめくヒントがあるユニークな本だ。

ちなみに著者のサイトはこちら:→ http://www.camelyamamoto.com/


僕の思いつき

対感知の「知」は頭、「感」は心、「体」は体に対応するという。不思議なことに、この頭、心、体をつい先日、田口さんのセミナーであった松林さんにも聞いた。

メモノートを広げたまっちゃんは、太いマジックで心、頭、体と書いて、そのコンセプトを語ってくれた。共時性だねぇ。

この3つのキーワードで、何か作ってみよう。



オススメ度

★★★★★+体感知

読んで欲しい方

・スッキリを探している方
・エニアグラムに興味ある方
・考えることが大好きという方

Posted by webook at 2005年05月28日 12:09 | TrackBack