夢はなくとも・・・
この本には、僕は少々思い入れがある。
いやなに、僕が書いたんじゃないんだけど、自分のことのようにうれしいから。そして多くの人に読んで欲しい素敵な内容があるから・・・。
和田さんとは、彼女がまだ学生のころからWebookを通じて知りあった。かなり長い・・・ご縁である。
京都にいる学生さんが、いつのまにか東京に来てオータパブリケーションズという出版社で働きはじめ、知ならいうちになんと中谷彰宏さんの本を編集することに。そして、あっという間に会社を作り、結婚、出産、そして出版・・・。まぁ、なんて元気な子なんでしょう!(って正直思った)
そんな和田さんが、自分のことを語り、そして、これから一歩を踏み出そうとする人に元気と勇気を与えてくれる本を書いた。
この本は行動力をつけるための本だ。
行動力 = 始める勇気 + 継続する力
こんな公式がはじめに出てくる。
和田さんの人生に大きな影響を与えた人の一人に、本書にも何度か登場する藤原和博さんがいる。現在、杉並の公立中学の校長先生だ。その藤原さんと和田さんに共通することがある。どちらも、思いっきり自分の夢を追いかけて実現してきた人のような感じがするが、実はそうでもないというところだ。
「進んでいくうちに、霧がかかっていた未来が、少しづつ開けてきた様子を
ありのままに書いています。
と和田さん。
「私には夢がなかった。・・・
夢があるから行動しているのではなく、行動しているうちに夢らしきもの
が見えてきた。」
と言ったのは藤原さん。(「よのなか」入門より)
夢を持てといわれてもなかなか簡単に見つかるわけではない。それでも前に一歩踏み出してみる・・・そこから何かが見えてくる・・・そんなところを是非読み取ってみたい。
等身大のさやかちゃんが、この本の中におります。はい。
直感は、自分のリスクで、ススメ、の合図。
僕的には、この言葉が一番ビビビっときた。なにかずっとやりたいとか思っていると、きっとあるときふとしたインスピレーションが降りてくると思う。
ススメ!、の合図。
ってことだね。
そして、これはただ待ってればいいってもんじゃない。必死で考え、いつも心に留めていると降りてくる・・・それが直感。
自分は、今、どんなことを考えているだろうか。直感を感じ取る準備はできているだろうか。
いつも考え、まとめ、人に話し、人の話を聞き・・・準備体操をしておこう。(あー、人生楽しくなってきた)
★★★★★+ユメアル!
・自分の夢を探している方
・人生に変化を求めている方
・わださやかが大好きという方