介護の時代
「介護保険への門番がケアマネージャーなのです。だから、どのようなケアマネージャーを選ぶかにより介護保険の利用の仕方がまるで違ってしまいます。」という。
介護認定の仕組みはどうなっているか、67項目の基本調査項目とその判定基準は何か、コンピュータによる一次判定の仕組みなど、介護にかかわる基本的な事柄の解説がある。
介護サービスを受ける側も、提供する側も、現状のルールと実態を把握することはよいことである。
少子高齢化社会に突入した今、これからはよい主治医と、よいケアマネージャーを選んで暮らすのがいいようだ。
介護を考える機会にしたい一冊。
僕の親も今、介護サービスのお世話になっている。
地方にいくとしゃれた施設が結構建っている。そこに、どんなサービスを植えつけていくかというのは、たぶんこれからの努力によるのではないだろうか。
サービスを向上させる一番の方法は、顧客(介護を受ける人+その家族)の声をできるだけ聞くことだと思う。
一方で、顧客の側も、感情的にならずできるだけ冷静な声を積極的に届けるようにしないといけない。
サービスを受ける側と提供する側のコミュニケーションをどれだけ質の高いものにするか・・・ここがポイントのような気がする。
ここは出番かも・・・。
★★★★+社会資源
・介護サービスを探している方
・ケアマネージャーに興味ある方
・人のお世話が大好きという方