ビミョウな世代
U35世代とは、35歳以下(uder35、25歳から上)で仕事をしており、まだ管理職ではない世代のことだ。定義はサイントリー次世代研究所による。
多くの会社の中では、「若い人たち」と呼ばれているかもしれない。
彼らの多くは、自分の夢ややりたいことが見つからず悶々としている。「その人たちの悩みは仕事に対する明確な目標がない中で、成長の実感を得たいと思うからこそ、生まれるのだ。目先の仕事に追われる毎日、代わり映えのしない職場に安住して、停滞している自分に悩んでる・・」というものだ。
著者は、この本を書く動機をこういっている。
会社で自己充足できない多くの若いサラリーマンに元気になってほしい。
それに尽きる。
本書には、U35世代の人たち18人が登場する。その人たちの悩みや気持ちを知ることは、何かの参考になるだろう。
本書の著者の意図は、「好きなことを仕事に(するのはなかなかできない)」という発想を変えて、「自分自身のために今の仕事を好きになる」ことを勧めようというものだ。
遠くを見つめて、今を生きる。そんなところだろうか。本書を読んだあとに、田坂広志さんの本をよめば、何か閃くものがあるに違いない。
僕もU35世代だったころ、ときどきふっと自分は何をめざして生きているのだろう・・・などと深い悩みの淵で途方にくれたことがある。
自分を見つめ、自省することは多いに結構なこと。そして未来を考える習慣も持っていたい。
「自分の思ったこと以上のことはできない」
てなことを誰かの本で読んだ。
いくつになっても「思う」ことがまず大切だ。
★★★★+x3歳のハローワーク
・自分探しの旅に疲れた方
・逃げだしたい方
・人生に迷っている方