2005年07月13日

明日を生きる言葉135 ~ 江口克彦

日々充実

書籍情報

明日を生きる言葉135
明日を生きる言葉135
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江口 克彦
PHP研究所 (2005/07/01)
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本のひらめき

松下幸之助という人は、やはり偉大な人だった。幸之助翁晩年の22年、常にそのそばで仕事をしてきた著者が、日々うけた薫陶を明示知にしてくれた本である。

松下翁の言葉とそこからくみとるべき智恵を解説してある。

松下幸之助の経営哲学は一言で言えば、「人間大事の哲学」だという。つきつめていくと最後には「人」にたどりつくわけである。

『自分の周辺で起こったことすべて大肯定する。』といった松下幸之助の言葉から著者は運についてこう記す。

 「運というのは、結局、モノゴトに対する解釈の問題だと私は思う。
  自分の体験やおかれた状況を悲観的に捉えるのではなく、楽観的かつ
  積極的に捕らえていく。その後に運がついてくるのではないか。」

135の言葉は、人間関係、仕事、人生などさまざまな場面で役立つ「言葉」は、それぞれ味がある。


僕の思いつき

松下幸之助という人は94歳でなくなったらしい。僕は100歳までピンピンしていることを目指している。

ただピンピンしているだけではつまらないので、何かを残したいと思う。自分なりの夢を持って生きたい。そこで、いいヒントが本書にあった。

 『夢は、自分を考えるところからは生まれてこない。
  夢は社会を考え、世の中を考え、
  世界を考えるところから生まれてくる。
  やりたいこと、生きがいもそこから生まれてくる。』

なるほど、そうか。

今日から考え始めた100ビジョン(ハンドレッドビジョン)は、そんなところから考えてみよう。



オススメ度

★★★★☆+人間大事の哲学

読んで欲しい方

・人生を充実させたい方
・仕事に行き詰まりを感じている方
・新しい自分に出会いたい方

Posted by webook at 2005年07月13日 11:57 | TrackBack