これからは構想力だ!
恥ずかしながら僕は、アタッカーズビジネススクールの一期生(通信)である。今から思えば、あのとき新聞の広告をみて、よし行ってみるか・・と思ったのがいろんなチャレンジのスタートだったような気がする。
最初は、会社にかけあって「僕をアタッカーズビジネススクール」に派遣してください・・・なんてやったのだが、それはかなわず。自分で行くことにした。会社はケチだと思ったが、それは正解だったのかもしれない。全てに意味あり。
すでに卒塾生は4000人。そのビジネススクールの始業式と卒塾式にで大前氏が講演する。本書は、その抜粋をまとめたものだ。95年から2002年の講義が収録されている。
なつかしい内容があるが、今読んでもナルホドとうまるところが、またすごい。
いくつかの大前さんの事業アイデアがおしげもなく開示されている。パクリもOK。パクって成功したものが勝ちというわけだ。
例えば・・・
一人暮らしのお年寄り3,4人を一つの単位にして、だれかの家をリフォームし他の家は売却、改築日やヘルパー人件費にあてる「コミューナルホームズ」構想(97年)など、面白いアイデアがある。
最後のページに卒塾生による起業会社一覧がある。一期生の後藤さんによるケンコーコムをはじめ起業した会社は600社にのぼる!。
シュワっとした刺激をもらえる本である。
気になるフレーズ:
私の唯一のツールは「なぜか」である。
これからはもう「戦略」という言葉ではダメではないか。
これからは「構想力(イマジネーション)」だ
さて、今日は、何回「なぜだろう」と思ったかカウントしてみよう。
★★★★★+ABS
・大前さんの本が好きだった方
・起業に興味ある方
・ビジネス構想が大好きという方