こころをこめて・・
メールはビジネスでも普段の生活でも、欠かせないツールになってきた。このメルマガを読んでいる人はほぼ間違いなく、メールチェックが日課になっていることだと思う。
本書の著者平野さんはメルマガコンサルタントとして独自の地位を確立している。メルマガ成功法( http://www.mag2.com/m/0000115344.html )は6万人以上が購読している。
本書は、メール・ビジネスの最前線にいる平野さんが、メールに「気持ち」と「コンテンツ」をのせてコミュニケーションする術を開示したものだ。
あー、それ僕も以前から思ってた、へぇーそういうこともいいなあ、なるほどこれイタダキ!といったヒントがたくさんある。
メールの機能を使いこなすだけではなく、メールに「こころ」をこめる能力こそが大事だと説く。
メールは確かに便利だ。メリットは何か?と問われていくつか答えるのは誰でもいくつか容易に思いつく。
一方でメールのデメリットもよく理解しておく必要がある。平野さん曰く:
▼読まれているかどうか分らないこと
▼時間の共有ができない
▼コミュニケーションが完結になる
▼残ってしまう
件名の工夫、返信のタイミング、署名の使い方などすぐにも使いたいヒントがたくさんある。メールをスマートに使いこなす術を身に着けておきたい。
平野さんもメールにひとこと近況を添えるとか、要件だけではなくほんの少しの余談を入れるとかして「すーっと心にとどく」メールがいいという。賛成!
僕は署名にプラスアルファで一言つけたり、気に入った言葉を添えることがある。
先日も、ビジネスでお付き合いのある方に「メールの最後にあったアリストテレスの言葉が心にしみました」といわれ、とてもいたくうれしい気持ちになった。いい仕事ができそうに感じた。
「だれひとりそれを見ていなくとも
星の輝きがそれによって減じることはない」 アリストテレス
心が通じるというのは、メールでも電話でもはがきでも一言の会話でも、うれしいものである。
さて、今日通じたうれしいことは何だったろうか。
★★★★☆+ヒント45
・メールで仕事をしている方
・メールを読むのが大変という方
・メールの返信率50%の方