伝説の奇書!?
分類王、石黒謙吾といってもピンと来ない方も多いかもしれない。クイールの石黒さんのほうが有名になっているから・・・。
しかし、この方の『異才』はなんとも驚異的である。
僕がはじめて石黒さんを知ったのは、「チャート式試験にでないニッポンのしくみ」を読んだ時だったと思う。もう、めちゃくちゃ興奮した覚えがある。この本は、その後、絶版となるが多くのファンの声に後押しされてついに復刊された。それがこの本だ。ブラボーである。
ロジックとアートとウィットの融合は、ひれ伏したいくらい面白く、しかも、奥が深い。笑えるチャートは、石黒さんならではのオリジナルアートになっている。
ロジック+アート+ウィット=chART
が石黒さんのユカイな図解の本質である。
「渾身のエネルギーを注ぎ、役立つように見せながらまったく役にたたない方向に仕上げた作品群」は、たとえばこんな感じだ・・・
日常のモノや商品、あるいはタレントなどをマトリクス分析したり、俳優や女優の特徴を円グラフで表現したり・・・うーん、これは文章ではとても表現できない・・・。こういう感じ:
→ http://hotwired.goo.ne.jp/culture/ishiguro/011211/p04.html
ともあれこの本の復刊は、ビジネスとゲイジュツとブンカとソウゾウに寄与することは間違いない。
夏休み、この本で脳みそを沸騰させてみよう。
ご本人は「ああ、クィールの石黒さん」と言われるより、「ああ、チャートの石黒さん」と呼ばれるほうが断然ウレシイという。
自分は、「○○のxxさん」と呼ばれるとうれしい・・というのが、誰にもきっとあると思う。それをちょっと書き出してみよう。意外と自分と向きあうきっかけになる。
僕の場合は:
バランススコアカードの松山さん
早起きの真之助さん
のりも先生のお父さんのしんのすけさん
コーチの松山真之助さん
ジェイカレッジ校長の松山さん
でも、やっぱり、「Webookのしんのすけさん」が一番フィットするような気もするなー。
あなたのは、どんな・・・?
★★★★★+構造的オチ
・クイールの本を読んだ方
・マトリクス分析に興味ある方
・分類するのが大好きという方