答えはすべてネットの中にある。心にぐっとくるQ&A
オーケーウエブってご存知だろうか。兼元さんが99年に創めたインターネット上のユニークで知的お役立ちサイトである。
ふだんの生活で何か困ると、すぐにネットで検索・・・・そんな生活が普通になってきた。しかし、検索のキーワードがわからない、うまく質問を表現できないといったときがある。
たとえば、こんな場合:
親が死んだらどんな気持ちになるのか?
かぐや姫はなぜ地球にきたのか?
靴下はなぜ片方だけなくなるのだろうか?
親にもらった百万円の運用方法は?(中学生)
トイレの音を消す方法を教えてください
などなど。
こうした質問に知ってる人がネット上で答える仕組みがOkWebだ。
そして、驚くべきことは、それらに対して多くの人が、っても「まじめに」答えているのである。ネット上での生のやりとり(実に善意に満ちている)を読んでいると、ほほえましくもなり、また、感動的でもある。
オーケーウエブのOKは、O(教えて)K(答える)の意味だという。日本最大のQ&Aサイトだ。→ http://okweb.jp/
うろ覚えで思い出せないこととか雰囲気はわかるんだけどタイトルや名前がでてこない・・・なんてときに助かる。またソフトやデジタル機器の使い方などで困ったときも助かる。
『困っている方が疑問や問題を「質問する」ことによって、他の皆様が協力し合って回答を出し合い、質問した方が解決の糸口を見つける助け合いの場』というのがこのサイトの趣旨だ。
「困った人がいれば見捨てて置けない」
「自分が何かに役立つことがあるはずだ」
という人間として本来もっているモチベーションを上げてくれるところがいいねぇ。
本書は、そんなOKWebの生の姿を垣間見ることができる。インターネット
の輝く部分を感じることができる素敵な本だ。
ちょっと笑えるところもあって楽しい。
(失礼だけど思わず笑っちゃう名前は? の質問があり、その回答を読んでいたら面白くて涙がでた。電車の中で肩をゆらして笑っていたオジサンは僕です)
ちょっとしたことでも、教えてもらえればうれしい。
小さなことでも、答えて喜ばれれば、なおうれしい。
人は助け合って生きているし、人の役にたつことが何よりうれしい。
だから・・・オーケーウエブを知ってい以来、僕は兼元さんのファンである。
さて、今週はどんなことで人の役立っただろうか?
土日、ゆっくり思い出してみよう。できれば書き出してみるといいかも。
「自省」の時間をとること・・・これがとっても大切だと、最近つくづく思う。
★★★★★+答えてうれし!
・人の役にたちたい方
・ちょっと聞いてみたいことがある方
・質問が大好きという方