えーっと、いま暇?
タイムマネジメントは、いつの時代も人々の関心事である。書類や持ち物の整理も同じ。
医者として、作家として、企業経営者として多忙を極める著者が、そのタイムマネジメントの方法を提言する。
すきま時間を生かすことだけでなく、スキマでない時間も有効に使うことが大切、そのための方法論が示されている。
たとえば、「生きるための時間は削ってはいけない」「削るべき時間は、だらだらとした時間」「所要時間を強く意識する」などなど。
類似のことはいろんな方が話しているが、和田秀樹流というところが本書のミソだ。たとえば・・
○何分で何ができるか知っておく。
~そうするとどんなスキマも使えるようになる。
○大きなスキマを作れ
~週単位、月単位、年単位でおおきなスキマを意図的につくり成長の時間
を持つ。
○締め切り効果をつかう
などなど。いくつか自分にあいそうなのがあれば試してみたい。
要は、時間がないとあきらめるか、時間をなんとかやりくりするか、生きる態度を選ぶということだ。
この本は、隙間時間に書かれた本である(たぶん)。
いつも出力モードで自分を研ぎ澄ましていると隙間時間にでも本がかけちゃう。
出力するチャンネルは、いまやいろんなものがある。ブログ、メルマガ、日記・・・。NPOやボランティアなどでの活動自体もひとつの出力。
出すところに自分の成長のチャンスがある。
そうしていると、自然とタイムマネジメントが機能してくる。なにしろ忙しくなってくるから。ボーっとTVを見てしまった(という後悔を僕は何度もしてきた)なんてことはもうアホらしくてやってられない。
いきているかぎり、出しまくっていきたい。そしてそれが誰かの役にたつことならこれ以上の楽しいことはない。
さて今日は何か出しました? (え、あ、それじゃなくってぇ・・)
★★★★+すきまはある
・時間がないとおなげきの方
・多忙を楽しんでる方
・ひまでしかたない方