言葉を紡ぐ
たったひとつの言葉で、元気になれる!、やさしくなれる~、美しくなれる。そんなコンセプトで、一日ひとつ、美しい日本語が、雑学や語源をひもときながら届くメルマガがある。
センスを磨き、幸せを呼ぶ~夢の言の葉~ by 夢子こと山下景子さん
http://www.mag2.com/m/0000130676.html
本書は、このメルマガが本になったものだ。
著者が作詞の勉強をしていたころ、心に残る言葉をノートに書き綴っていた。あるときそのノートが見つけた著者は、このまま埋もれさせるのはもったいない・・ということで始めたのがこのメルマガである。
暮泥む(くれれなずむ)、埋もれ木、曙、秋茜(あきあかね)・・など素敵な言葉が毎日とどく。本書には365+αが収録されている。
曙:・・・新しい時代や文化の到来という意味でも曙という言葉が用いられ
るのは、時代や分化もある日突然、様変わりするのではなく、少
しずつ移ろっていくからでしょう。
もし、新しい自分に代わりたいと思ったときは、曙の空を思い出
してみませんか。ゆっくりと、でも確実に夜明けはやってきます。
4月2日
堪忍袋: 堪忍の袋は常に胸にかけ、破れたら縫え、破れたら縫え ~家康
・・・中略 ・・
忍耐強い家康の堪忍袋でさえ、何度も破れていたのですね。
今日は、家康の命日。よかったら、小さな堪忍袋をぶらさげてみ
ませんか。 4月17日
などなど・・・心の扉をやさしくたたいてくれる言葉のご馳走がある。
「そこに美しいものがあるから美しいのではなく、美しいと思う心があるから美しいのだ」・・・という表現が引用されている。なるほど。
言葉は重要である。
言葉以外で人の心を打つこともたまにあるが、多くは言葉があるからこそ感動することが多い。山下さんのような感性があったらいいねぇ。
言葉を紡ぐ練習はしておこう。
★★★★★+ことば
・メルマガを出そうと考えてる方
・言葉に興味ある方
・表現するのが大好きという方