何をこの世に残そうか・・・
日曜日は絵本をご紹介。小学1,2年向き。お父さんお母さんがお子さんとごいっしょに読むと楽しい本。
まほうつかいのおばあちゃんの話である。
ふかい森のおくにまじょがひとりすんでいる。
すっかりおばあさんで、自分の年もじぶんがまじょだということも
わすれそう・・・。
あるひまほうの杖にのって空をとぼうとするが、ちょっとしか浮かない。
あれれ・・・そうか、年をとると魔法があつかえなくなってしまうのだ。
そに気がついたおばあちゃん、
いまのうちに何かいいものに返信しなければ・・・と花や鳥に変身する。
しかし、花も鳥もいいことばかりじゃない・・・
あるとき坂の上に上ったおばあちゃんは、男の子と知り合う。
男の子がいった「ここにベンチがあったらいいのにねー」ということばに
おばあちゃんはハタと気がつく。
まほうつかいのおばあちゃんは、最後に人に喜ばれるベンチに変身。
というお話。
この世に何を残せるか・・・
そんなことを夢に描いて生きていけたら素敵だ。
僕たちはこの世にどんな素敵なものを残そうとしているのだろうか。
自分のことで精一杯で、そんなところまで・・・と思わずに、自分という存在がこの地球(宇宙)にどんないいことを残せるか考える毎日は楽しそう。年をとってから考えることはない、20代でも30代でもいいのじゃないだろうか。
けっして大金持ちでもないし、まだまだ発展途上だけど、素敵なことをやっている友達がいることを僕は誇りに思う。彼らは、最近こう呼ばれている。
「社会起業家」
ホリエモンが、もしそんなことを語りはじめたらいいねぇ。
★★★★☆+まほうのベンチ
・社会にどんな貢献ができるか考えたい方
・人の役にたつことがすきな方
・自分の仕事を誰かのために役だたせたい方