僕らは0.1ミクロンの存在
地球規模のことや宇宙のことなど、身近な距離感や基準をはるかに超えたものを理解するには、縮小してたとえると分り易い。
本書は地球を直径1mの球にしたらどうなるかと解説した本である。
今までこうした比喩の本はいくつかいいのがあった。
【世界がもし100人の村だったら】
http://webook.hp.infoseek.co.jp/2001.12/2001.12.14.htm
【1秒の世界 GLOBAL CHANGE in ONE SECOND】
http://webook.tv/archives/000288.html
本書もそういう縮小してたとえる本である。
直径100cmの地球だど30x30cmくらいの面積が熱帯林で、そのうち3x3cmくらいずつが毎年消えていくという。3x3cmといっても実際は日本の40%くらいが毎年なくなるという。(ゲゲ)
地球が直径100cmの球だとすると人間は0.1ミクロンくらいの大きさという。ホコリみたいなもんだ。そんなホコリが、地球全体に大きな影響を与えている。
0.1ミクロンになって、地球を眺めてみるのもいいね。イメージと実感を引気寄せる感覚を味わってみよう。
「世界一受けたい授業」でも紹介された。TVで著者の解説をご覧になった方もいるかもしれない。
もしも地球が・・クイズがある。トライしてみよう。
地球を100cmの球とすると、エベレスト山は【ホニャララ】cmである
地球を100cmの球とすると、人類全体が飲み水として使える水の量は
【ホニャララ】一杯分である。
地球を100cmの球とすると、オゾン層の破壊で南極大陸上空に
【ホニャララ】と同じ大きさの穴が開いている。
こちらで、どうぞ。
http://www.ntv.co.jp/sekaju/student/20050521.html
★★★★☆+地球の大きさ
・地球を感じたい方
・地球がすきな方
・イメージをふくらませたい方