で、ホントはどうよ・・・
「実際どうよ?」と聞かれるのは、ヒルズに住んでる三木谷さんやホリエモンではない。これらの成功ITベンチャー企業に勤める社員たち。
セキララな本音のトークが書かれている。
もちろん、それがすべてではないかもしれないが、華やかに見える人気ネット業界の真実の一面を伝えているようだ。
ネントベンチャーの社長たちは、連日マスコミやメディアに登場するが、それを支える一般社員までは見えてこない。本書では、社員のインタビューなどで働く立場の実態が紹介されている。とくにライブドアの実情が興味深い。
これからネット系にいおうかなー、なんていう人はぜひ読んでおこう。
ライブドアは、パソコンを自分で買わないといけない。電話だって自分で調達しないといけない・・・ひぇー。しかし住宅手当は厚い。7万円也。など、いろいろ面白いこともわかる。
ホリエモンを評したある社員の言葉が印象的だ。
どういうお金の稼ぎかたができるかより、どのように人との人間関係が構築 できるか、また仕事を通じてどうやって社会に貢献できるか・・・の局面に 移っているのではないか・・。
なるほど、鋭い指摘に思える。
社会にどのように貢献するか・・・という「志」部分、それがなかなか伝わってこないところが、ライブドアの課題かもね。
さて、うちんちの会社は、世の中にどんな貢献をしているのだろうか。
そんなことを真剣に考えてみたい。
でないと、会社のことを誇りをもって話せないから・・・。
どうせなら「誇り高い」仕事をしたいものだ。
★★★★+ヒルズ族
・ヒルズに住みたいと考えてる方
・IT企業に興味ある方
・ベンチャー大好きという方