整理する技術が面白いほど身につく本 ~ 壷阪竜哉
整理は楽しい。
先日NHKの取材があってデスクまわりを整理した。あ、いや正確には整頓したといったほうがいい。整理と整頓は根本的に意味するところが違うという。
さて、どうちがうだろう・・・
「整理」とは、必要不必要を区別し、不要なものを捨てること
「整頓」とは、整理して残ったものを、使い易く探し易く配列すること
だという。整理が先で、整頓はその後。なるほどー。
書類や情報を整理する方法は、世の中にあまた紹介されているが、本書は、100円ショップで手に入るクリップ、マーカー、ポストイットなどを使って、整理整頓する方法などを紹介している。
またタイミングも、「あとで」とか「自分の机にもどって」ではなく、「その時、その場で」などの心得を説く。
キーワードを決めておくと情報への感度があがり、また整理がしやすいようだ。また静かな時間を設け集中力を高めることも紹介している。
本書は、今進めている「タイムマネジメント」を考える上で大いに刺激になった。ありがとう・・・といいいたい本だった。
メモする習慣を身につけるというところで
「記録すれば安心して忘れられる」
という言葉がでてくる。なるほど、と思った。
「xxすれば安心してxxできる」
という文脈で作文を作ってみよっか。
★★★★+ひらめき
・デスクまわりを整理したいと考えてる方
・整理整頓術に興味ある方
・ちらけるのが得意という方