40でも惑いましょう。
論語によれば「40にして惑わず」というが、40歳の現実はなかなかそうもいかない。何かと惑う年頃というのが実際ではなかろうか・・
本書は、この迷える時代をどういきればいいかというヒントがいくつか書かれている。
この時期に大切なのは「自分のために費やす時間をとること」だという。賛成!
またできるだけ多くの社外人脈をつくっておくことだともいう。
企業のロゴや肩書きによる人脈はもろい。
二束のわらじもいい。とにかくこの年代から始めるのが言いという。
40代は、若い人からみれば「おじさん」。しかし、10歳くら差し引いた年齢のつもりで生きるのもいいようだ。
人には本能的に「人の役に立ちたい」という意識があると著者もいっている。この意識はぜひいいことに使いたい。
「いまここで楽しめない人生は、永久に楽しめない。いまここで賢明な生活を送らなければ、永久に賢明な生活はできない。」(デーヴィッド・グレーソン)
「興味があるからやるというよりは、やるから興味ができる場合が多いようである」(寺田虎彦)
「人間の学んできたことは、すべてどこかに書き留められている」(J・B・フーカ) だから・・・先人の知恵を得るには読書が一番だという。
人間関係には5種類ある。その他大勢、ファン、知人、友人、信者。というのは船井幸雄さん。そして、その重要度をお金に換算されている。
その他大勢=0円、ファン=10円、知人=10万円、友人=100万円、信者=1億円。よく考えると納得がいくような・・・
何かを分類したら、それにランキング(重要度の比率)をつけてみるのも面白いねー。
★★★★+惑える羊
・人生を充実したいと考えてる方
・将来の自分に興味ある方
・考えるのが大好きという方