感動マネジメントシステム
この本を読んで真っ先に思ったことはこんなことだった。
◎自分も、いまいる会社の伝説を探そう(きっとあるはずだ)
◎そして会社の目指すものは
お客様とともに感動を味わえる会社になります。
ということではないだろうか・・
◎なんだかワクワクしてきた。
ヤンキー少年だった著者は、ディズニーランドで「お客様に喜んでもらう喜び」に目覚めた。以来、「感動」が著者のテーマとなり、いまでは「香取感動マネジメント」を主催して企業に感動マネジメントを指導するほどになっている。
本書では、いくつかの感動事例を紹介しながら、感動がどこで生まれ、どう伝わるのかをリアルに伝えてくれる。伝えてくれるだけで、十分。私たちはそこから自然に何が大切で何をこれからすべきかに気がつけるから。
そう心得た著者は、次から次へと感動物語を教えてくれる。
北九州のバグジー(美容室)、
大阪の生活総合サービス(通販)
リッツカールトン・ホテル
ディズニーランド
MKタクシー
ナルミヤ・インターナショナル(子供服)
どこにでもありそうなシーンが、突然、なんともいえない感動シーンに変わる。そんなことを目指して仕事をするなんて・・・素敵ではないだろうか。
強いモチベーションをもらえる本。超おすすめね。
ディズニーはほとんどがアルバイトのスタッフなのに、どうしてそんな感動物語が生まれるのだろうか? たびたび質問を受ける著者はあるとき気がつく。
それは「ひとつの仕組みがある」ということだった。
それは、「昨日あった出来事が、翌日には全スタッフに伝わっている」ということだ。ゲストからの賞賛もクレームも。
毎日伝わる・・・という仕組み。これは何かありそうだ・・・。そういえあ、トリンプも早朝会議でそういう仕組みがある。
まずは、感動のいい話から伝わるようにしたらいいかなぁ・・・。
「感動がすぐに伝わる仕組み」・・・考えてみない?!
★★★★★+あなたの本気
・サービスの達人になりたいと考えてる方
・感動に興味ある方
・誰かに喜んでいただくのがうれしい方