うっそぉー・・・・
この本の帯には
「政治、経済、外交問題……国際ルールを無視し続ける困った隣国の真実を
マンガで読み解く異色の問題作!」
とある。かなり過激な内容で内外から反響がすごそうだ・・。
日中友好親善仁義会代表の毒薬仁太郎が、日本と中国をとりまく政治、外交文化など様々な問題の「裏側」を紹介するマンガである。
小泉首相、ブッシュ大統領、胡錦涛主席などが登場し、麻生さん、安部さんなど時の政治家が素のままで登場する。
北朝鮮からの脱北者が日本領事館からひきずりだされた総領事館事件(2002年)など、ニュース写真なども交え、日中の間によこたわるベールに包まれた部分を描いている。
小泉首相の靖国参拝はいつも問題視されているが、この問題の深層は、戦争責任の問題というよりもっと政治的な裏があるようだ。だから「どんな工夫をしようが反日攻撃はやまないだろう」という。
軍事費に化けている日本のODA1000万人を超えるエイズ患者、売春大国など・・様々な舞台裏を紹介している。
ついこの前の日本製品不買運動など、まだまだ不安定な状況の上に日中関係がある。その背景や深層を知るてだてになるかも・・・
タオの教えみたいに数千年の歴史と不思議がある一方、中国にはこんな面もあると知っておくのも悪くない。
かなりエグイ記述があるので、お子様の目には触れないほうがよい。
アメリカも政治的にはけっこう胡散臭いことをやってるという。それは浜田和幸さんの本などに詳しい。
日本だって社会の裏側はドロドロしたところがある。
それでも地球は、外から見ると青く美しい星である。
汚しているのは人間だけ・・・というのも情けない。
せめて、僕らにできる地球に恩返しだけでもやっておきたい。
★★★★+お隣りさん
・中国をもっと知りたいと考えてる方
・中華思想に興味ある方
・日中関係にこだわりのある方