よっしゃぁ~、小説書くぞ!
大勝さん(ミドル・エイジさん)が主宰されている「本カコ」というメーリングリストがある。
http://plaza.rakuten.co.jp/ojinkoishikawa/6005
ここに集まっている人は、編集者、著者、これから本を出す人、出したい人などホットな人が多い。小説家をめざすというよりは、ビジネス書作家を目指す人が多いけれどなかなか面白い情報が飛び交っている。
こういうコミュニティが盛んな背景には、「生きているうちに、いつかは僕も本を・・・」なんて思う人が多いからじゃないだろうか。
そして、なかには小説を書いてみたい・・なんて方もいるはず。
そんな方は、今日の本がオススメ。
マンガで楽しく書かれているし、中身もハンパじゃない濃さがある。
小説を書いてみたい・・・とちょっとでも思ったことがあるひとは、絶好の入門書だ。超おすすめ。
第10章の「小説家受難の時代を生き延びるには?」では、出版業界の現実が紹介されている。絶版になった本が古紙業者に引き取られ断裁されて溶かされる。そんな様子が写真入りで紹介されており業界の現実にギョっとする。
僕が一番ピンときたのは、小説を書くときは「視点に気をつけろ」というところだ。つまり、誰の視点で語るかというところ。
以前、紹介した「県庁の星」というビジネス小説がある。
アマゾンの書評諸氏も指摘しているが、ちょっと視点の交錯するところがあったように思う。面白いテーマと中身なんだけど、読みずらかったのは、これだったのか・・・と思い当たった。
ビジネスでも、これは誰の視点?という場面がときどきある。
今日の会議のあの人の発言は、誰の視点で発言したんだろう・・・なんて思い返してみるのもいいね。
★★★★★+誰の視点?
・いつかは小説を書いてみたいと考えてる方
・出版に興味ある方
・文章にこだわりのある方