うむ、する、のこす!
阪本さんは、いつも熱い本を書く。借り物の考えじゃない気概に満ちた内容に心を躍らせてくれる。
本書は、企画をつくる方法論ではない。実行につながる熱い企画を生み出すための心得が語られている。阪本さんならではの「自分の素手で感じつかみとった手触り感のある」表現や考え方が、高揚感のある共感をぐんと生み出す。
企画には次の三つのフェイズがあり、下記のような構造で展開されている。
1.準備(うむ)
2.実行(する)
ステップ1.育てる
ステップ2.まとめる
ステップ3.売る
3.仕舞(のこす)
手触り感のある阪本さん流言葉使いが気持ちいい。
線を引いたり、折り目をつけたりする箇所の実に多い本である。
ひらめくものがいっぱいある。
この本は、何度も読み返してみたい。
★★★★★+矜持
・企画のの達人になりたいと考えてる方
・ホンモノに興味ある方
・プランこだわりのある方