言葉に意識を向ける!
大橋禅太郎さんの【すごい会議】を読まれた方も多いと思う。すごい会議を僕もやりたいと・・・それ以来、いろいろ気をつけている。いろいろというのは、言葉や会議の進め方。
さて、本書は、禅太郎さんが学んだというお師匠さんハワード・ゴールドマンが「すごい考え方」を説いた本である。翻訳をグロービスのまっちゃん(松林さん)がやってるというのもいいねぇ。
すごい考え方のツボは何か・・・・
言葉に意識を向ける
人間は言葉によって動いている。だから、言葉で考えたり、言葉を発したりするときは、その後に行動しやすいような配慮がいる。
「なぜそんな失敗をしたんだ!」
じゃなくって
「何があったら、これを防げただろうか?」
という言い方を考えたりすることだ。
また「現在語」と「未来語」を使い分けたり、自分がやってきたことを「結果」と「成果」で表現したり・・・。
言葉に対する感覚が鋭くなって、言葉を楽しめるような気がしてくる。
すごい考え方で、すごいOS(オペレーティングシステム)を持てたら楽しい。
今日から試してみよう。
最初に人間とコンピュータの共通点のメタファーがある。どちらもOS(オペレーションシステム)で動いている。それぞれの要素はこんな感じ:
コンピュータ: ドライバー、命令、インターフェース
人間 : 行動、感情、思考
両者はともに言葉(言語 か 0/1)で動いている。
だから、「言葉の質」が機能や性能を決める。
人間は、もっと言葉に意識を向けるべきだ・・・というのが著者の意図。
私たちの活動や仕組みなどを何かのメタファーで説明するというのは、理解を助けることがある。
何か考えてみよう。例えば・・・
抵抗勢力 : 川の流れ
幸運 : 宇宙の歴史
便利 : 動物の走り方
とか。
★★★★★+雰囲気が大事
・すごい会議の達人になりたいと考えてる方
・すごいOSをもちたい方
・言葉にこだわりのある方