本気は、通じる
ジェイカレッジの副校長先生(Oさん)に貸していただいた本。
著者の水谷先生は、夜間高校の先生だ。教師生活のほとんどを非行少年や薬物におぼれた生徒らの救済にささげている先生である。
ひとこと、スゴイ!
どうしようもない自分を理解してくれる人を待っている人が、たくさんいる。
「おれ、イジメやってた」
「おれ、暴走族やったた」
「私、援助交際してた」
そいういう少年少女たちの横に座って、水谷先生は、こう言う。
「・・・いいんだよ」
しかし、たったひとつ「死ぬこと」だけは許さなかった。
身を挺して、かれらの人生を救ってきた先生も、やはり、人間。幾多の悲しい場面にも対峙している。
この本は、そんな先生のいきざまを描いている。
僕なんか、まだまだ・・・と思った。
ヤンキー先生や水谷先生、日本には多くの素晴しい先生がいる。
そして、みんな「本気」でことにあたっている。
本気は、すごいことを起す力をもつ。
とっても勇気をもらった。
水谷先生、ありがとう!
★★★★★+いいんだよ!
・誰かの役にたちたい方
・非行少年の更生に関心ある方
・生きる勇気がほしい方